モーセは成長してから、エジプト人がイスラエル人に殴りかかっているのを
目撃します。
そして、周りに誰もいないのを確認して、そのエジプト人を殺します。
その後、パロがその事件について聞き、モーセはミデヤンに逃げます。
モーセはそこで結婚し、義父の羊の群れを飼い、その群れを荒野の奥に
導いて、神の山ホレブにきます。
その時、主の使いはしばの中の炎のうちに彼に現れますが、しばは火に
燃えているのに、そのしばはなくなりません。
神はしばの中から彼を呼び、「エジプトにいるイスラエル人の苦しみを見た
ので、彼らを救って乳と蜜の流れる地に導き入れる」と約束されます。
そして、モーセをその指導者にしようとされます。
しかし、モーセが自信なさそうに聞き返すと、神は「わたしは必ずあなたと
共にいる」と宣言されます。
それでも、モーセは不安で、「イスラエル人が神の名を聞いたら、なんと
答えましょうか」と尋ねます。
すると、神は「わたしは有って有る者」と答えられます。
(出 2:11-3:14)
モーセは神の山ホレブに行った時に、しばの中から神の声を聞き、
イスラエルの指導者に任命されます。
しかし、イスラエルが自分の言葉に従うか疑問に思って、神に質問し、
その中で【神の名】を尋ねます。
すると、神は【わたしは有って有る者】と返答されます。
その名を英語で表記すると、【YHWH】で表され、正確な読み方は
わかりませんが、一般的にヤハウェまたはヤーヴェと言われています。
今回の箇所は聖書で初めて、神がみ名を語られた場面になります。
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