2017年1月21日の厳選予想 (若駒S)

公開日： 2017/01/21 : 平場レース考察・予想

2017年1月21日の中央競馬の平場・特別レースからの厳選予想です。

その日のレースの中で最も馬券内確率が高く妙味ある馬を推奨する「今日イチ！」と、その日の平場・特別レースの中からブログ向けに選別した１レースの厳選予想を公開しています。ちなみに本日の厳選予想は京都10レースの若駒ステークスになります。

2017年1月21日の今日イチ！

その日のレースの中で最も馬券内確率が高く妙味ある馬を推奨するコーナーが「今日イチ！」です。昨年までは「厳選の一頭」というコーナーでしたが、名前が堅苦しかったのでこちらにネーミングチェンジします。

本日の今日イチはこの馬になります！

京都11R すばるS サラ4歳上OP ダート1400m

ここは各馬の走ったレースレベルをきちんと把握することが必要。

一応のダート短距離オープンの中心だったキングズガード、カフジテイク、ニシケンモノノフあたりが抜けて以降、この路線は低レベルな印象。特に霜月ステークスとファイナルステークスはメンバーレベルもなかなか酷い上に走破時計も遅い。どちらも何も評価できないタイムランクEですし、ここはレベルの高い路線から来た馬がいればあっさりと勝っていいはずだ。

ここはが抜けて強いだろう。

この馬はここ２戦の内容が圧巻。２走前は完全な差し決着の福島民友カップで前々で粘り切っての２着。そして前走の内容がとんでもなく、完全に差し馬場だった中山ダートで２番手を追走して３着に粘り切った強い内容。１、２着は差し追い込み馬でしたし、上位は全て差し馬が独占。次走でオープンを逃げ切ったドリームキラリですら垂れてしまう馬場バイアスだったことを考えれば、グレンツェントの次に強い競馬をしたのはこの馬。

フェブラリーSの前哨戦として東海Sか根岸Sに使ってくるだろうと思っていたがまさかのオープン戦に。もし東海Sを使ってきていても▲ぐらいはつけていたはずで、そんな馬が低レベルな1400m路線に使ってきたら能力断然なはず。

本日の厳選予想（若駒ステークス）

その日の平場・特別レースの中からブログ向けに選別した１レースの厳選予想を公開しています。ちなみに本日の厳選予想は若駒ステークスになります。

昨年までは平場・特別ハンティングということで、メルマガの勝負レースに設定するには少し足りないなぁ・・・というレースを貼り付けていただけでしたが、一応ブログに掲載するということで、こちらにもきっちりと時間をかけて予想したレースを載せようと思います。

重賞以外の平場・特別レースの中からセレクトしようと思いますが、注目度の高いオープンレースがあればそちらからセレクトする可能性が高いと思います。

京都10R 若駒S サラ3歳OP 芝2000m

レース見解

ただでさえ想定を見た時に低レベルすぎると感じた一戦。そこから１番人気が予想されたヴァナヘイムが故障で除外に。世代レベルが低い上にメンバーも揃わなかったということでオープンとはとても呼べないレベルのレースになった。

ちなみに昨年はこのレースにダービー馬マカヒキ。そしてブラックスピネル、ノーブルマーズ、ロスカボス、キンショーユキヒメあたりが出走していた。それと比べればいかに今年の若駒ステークスのレベルが低いかわかるだろう。

一応の中心はディープインパクト産駒で初戦が圧勝のインウィスパーズになるんだろうが、この馬とて断然ではない。ここはメンバー弱化の上に３走ぶりに条件が整った感じのあるこの馬から狙ってみたい。

若駒ステークスの印

本命　◎アダムバローズ

本命はおそらく最低人気になるだろうアダムバローズに期待する。

この馬はとにかく気性難に悩まされているハーツクライ産駒。前走の京成杯は蛯名騎手が中途半端な先行策を取ったことから（なぜ行ききらなかったのか）外から被されて１コーナー手前で首をぐわんと上げて嫌がる仕草。２走前の京都２歳ステークスもマイネルザウバアに先手を奪われると首をあげて折り合いが全くつかなかくなっての大敗。

ここ２戦を見ても全く競馬になっていないが、３走前の紫菊賞は今回と同コースで逃げの手を打って快勝。１枠１番から楽に逃げられたことはあるが、走破時計を見ても極端に遅い時計でもないですし、これぐらいのパフォーマンスができれば今回のメンバーなら上位だろう。

今回もその時と同じく１枠１番。そして陣営コメントを見ても今回は逃げの手を打つとのこと。前走逃げているダノンディスタンスはズブズブで確実にダッシュつきませんし、アドマイヤウィナーはデムーロで出遅れ濃厚。シャイニーゲールも若駒の福永なら無理な競馬はしないと考えれば今回は楽にハナに立てるはず。自分のペースで競馬さえ出来れば一変していいと思います。

対抗　◯インウィスパーズ

対抗はさすがにインウィスパーズがこの相手ならば上位。

新馬戦で圧勝したディープインパクト産駒ということそれなりに注目されていると思うが、この馬の全兄はレトロロック。その兄も新馬戦で小倉で上がり35.1の時計で勝ち上がってから期待されたが、２戦目で早くもキレ負けして２着。結局クラシック候補と騒がれるだけ騒がれて未だに500万すら突破していない。

この馬も新馬戦レビューで書いたが、おそらくはレトロロックと同じような馬。母父ロベルトのディープインパクト産駒はその長所であるキレ味が削がれてしまうことが多く、この馬もそうでしょう。新馬戦は道悪馬場と阪神コースが向いた感じで、今回の京都コース替わりはマイナス。

ただ、ここまで弱いメンバー相手で馬場が少し渋るとなればさすがに対抗には評価したい。新馬戦のタイムランクもBですし、ここはこの馬で仕方がない感じも。スタートも抜群に速いのでアダムバローズの後ろぐらいで折り合えれば有力。

単穴　▲アドマイヤウィナー

三番手評価はアドマイヤウィナーが巻き返す。

前走のホープフルステークスはハイペースを早め先頭の競馬で自滅。敗因は展開が全てと言って良さそう。２走前には紫菊賞でかなり大外を回すロスがありながらも少差３着に好走。レベルが低かったとはいえ札幌２歳ステークス３着の実績もありますし、今回は前走の敗因も踏まえてデムーロは溜めて乗ってくるでしょう。能力通りならばここでも上位争いに。