らんまりのラクガキ。。。
初めて遊びに来てくれた方は
コチラ
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単心室症
手術歴・治療経過についての
詳しい内容は
コチラママンのラクガキ。。。
バイオハザードに出てくるような風貌の
凶暴な野犬が扉を破って侵入。
とっさに蘭丸が前に出てはだかるが
首を噛まれる。
蘭丸が野犬をはがそうと動くたびに
野犬の牙が蘭丸の首にめり込んでいく。
白い毛が赤く染まる。
蘭丸の動きを抑えながら
野犬をはがそうとし隙間に腕を入れるが
私の腕ごとかみ砕かれ血があふれ出す。
そして左わき腹をかみ砕かれた。
その場にいたのは野犬と蘭丸と私のみ。
ただ遠くなる意識の中で
うっすら旺ちゃんとまりもの存在が浮かぶ。
なんとか蘭丸を救おうと
野犬への攻撃へここで移すことを決断する。
攻撃するために手繰り寄せた武器は
チャッカマン…
武器がチャッカマン…
犬好きが犬に手をかけることへの抵抗心の
あらわれなのかどうかはわからない。
でも焼き殺す選択もなかなかの冷酷さ。
チャッカマンで野犬を倒す。
めり込んだ牙ごと剝ぎ取り
蘭丸から野犬を引き離した。
だけど蘭丸は動かない。
野犬を見ると横たわっている。
私の左わき腹にめり込んでいた
牙を抜いた傷跡から
野犬の感情とともに血がドクドクと
滴り落ちて私の脳内に
野犬の記憶が流れ込んできた。
生粋の野犬ではないことに気づく。
人間による虐待から逃れて
野犬になったのだと。
人間に対する憎しみや恐怖に
少しの愛情が流れ込んでくる。
人間との楽しい時間の記憶が
ほんの少しだけ混じりこんでいた。
野犬を見ると茶色い毛が生えていた。
野犬として
生きなければならなくなった理由を知り
最期に人間への愛情を
消し去れなったこの野犬を
蘭丸をかみ殺した野犬を
血まみれの腕で撫でる。
険しい表情を浮かべ再び牙を剝こうと
小さな唸り声をあげたとき
意識がないはずの蘭丸の腕が
私をかばう様に私を自分の方へ引き寄せた。
そんな蘭丸の気持ちに涙を流した瞬間
野犬がそっと私に寄り添うようにまるまって
目を伏せた。
どこからか
『アルテミス』
と聴こえた。
丸2日38℃後半の熱にうなされていた
私の夢。
咳のし過ぎで左わき腹が痛くて
息が浅くしか吸えず
痰にも血が混じっていたので
病院でレントゲンも撮ってもらったけど
肺炎ではなさそうだし
左わき腹の痛みは
咳のし過ぎで肋間神経をやったんだろうと
言われたんだった。
私がうなされていたのか
蘭丸が廊下を歩いて私のところに
来ている途中で
その蘭丸の足音に腹を立てて
私の隣でまるまっている
まりもの唸り声で目が覚めた。
チャッカマン
なんとかならんかったんかな
それだけが心残りや
蘭丸の首を一応確認して
チャッカマンの小型版みたいな体温計で
熱を測って全然下がっていない値を見ては
また倒れこんだ。
こんなにきつかったの久しぶりだったな。
ちなみに旺ちゃんは爆睡していた。
それにしても熱下がらんやったな
そして
『アルテミス』
…謎
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