舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

四代目@ナーレイさんディナーライヴ

2014-10-25 06:08:54 | ダンス話&スタジオM
本日、レストランAoyagiさんで開催されたナーレイさんのライヴに行って参りました
実に素晴らしいショーで、存分に目と耳の保養をさせて頂いたのですが、詳報は次回の記事に譲りまして、本日は四代目の様子を観察記録しておこうと思います。


いつも言っておりますように、四代目はショーを観ている時に3歳児らしからぬ集中力を発揮します。
こないだのパンパシなんて4時間近くあったのに、休憩以外一度も席を立たなかったほどです。

※ただし良質なショーに限る。
彼女はショーであれば何でもってワケじゃないんだな。私なんかよりよほどシビアな目でショーを観ており、彼女の鑑賞態度を見れば「そのショーに対してどういう感想を持っているか」があからさまに分ります。
素晴らしいショーに対しては盛んに手拍子と拍手を繰り出し、美しいダンサーが登場すれば「すてきねー」「きれいねー」を連呼します。ちなみにマヌ・ボイド様が踊ると投げキッスを連発します(笑)。
もちろん、今回も随分ノリノリで観ておりました。


それでは、曲ごとの四代目の反応を見てみましょう。


基本的に彼女はアップテンポの曲が好きです。
アップテンポだと知っているいないに関わらず喜ぶ傾向がありますね。
あと本人は曲とシンクロしているつもりなのか、何かフラメンコのパルマみたいな複雑な叩き方をしようとします(笑)。そこは普通に叩いてくれ…。

しかし今回はスローナンバーにも1曲やたらノってたものがありました。
それはクアナさんの名作Palisaです。




♪ぱり~さ~~~♪
って踊ってるよこの人。



そう、実に不思議な事に、ウチのレパートリーではない(レッスンでもさほど流してない)Palisaを聴きながら何かが彼女の心の琴線に触れたらしく、全くのオリジナルの振付で踊り始めたのです(もちろんメレフラじゃありませんから座ったままですが)。
手首を柔らかく動かす様は完全にフラのハンドモーション。アップテンポの曲が流れると振付を創作する事は日常茶飯事の四代目も、スローの曲でこういう反応をするのを見たのは初めてなので驚きました。
彼女が最初に好きになったのはナー・パラパライの曲でしたから、何かグッと来るモノがあったんですかねえ。




今回四代目が踊ったのはもう1曲ありまして、それはウチの生徒さんがリクエストしたKa Nohona Pili Kaiでした。
でも実はこれも不思議な話なのです。
だって私、彼女がこれを踊るのをこの時初めて見たのですよ。

前述のようにアップテンポが好きな彼女は、速い曲ならレッスン中に自主的に遊ぶのをやめて見ながら練習したりしています。
スローでもスタジオでやってる曲とか彼女の好きな曲(Pua LililehuaとかKe Alohaとか)であれば自分から覚えようとしている気配が伺えます。
しかしカノホナをレッスンしているときはいつも知らん顔していたはずだぞ。
母さんアンタがこの曲の振付を知ってるなんて夢にも思わなかったよ。



まあ踊りたいなら…と黒子よろしく彼女の前にしゃがんでカンニング要員として踊り始めた私ですが、あの女児、私の方なんて一瞥もしないの。
だから何で振付を知ってるんだよ。

ナーレイさんバージョンのカノホナでしたので、ケアリイさんと違う繰り返し方や間奏部分になった時に初めてカンニング要員をチラ見していました。




なのにショーの最後でせっかく一番まともに踊れそうなKa Uluwehi O Ke Kaiになった時はガッツリ寝てしまった女児。あぁ~あ。

まあ、これでいいのだ。
実をいうと個人的に私は最後にこの曲をみんなで踊って終わり、というのが好きじゃないのですよ。
だって世の中、この曲を踊るとお笑い系になっちゃう人が多いんだもの(爆)。
最初から狙ってコミック路線で行くならまだしも、本人ばかりは二の線のつもりで得意満面にお笑いウルヴェヒをやられるともう………。
んなモンを見せられてシラ~っとなって終わるよりは、ノリノリで手拍子して「ウララエホー!」とコールして盛り上がって締めた方がずっと良いです。
特に今回のナーレイさんのように素敵なミュージシャンの生演奏なら尚更ね。
だからまあ結論的には、最後で四代目が寝ちゃって良かったような気もします。本人は帰りの車内で目を醒まして盛んに残念がってましたけど(笑)。


そんなわけで、ヴォーカル・あきさんの発音の美しさに痺れた(←だから痺れるポイントがおかしい)最初の曲から始まり、みんなで盛り上がって実に楽しかったフィナーレまで、とても素晴らしいショーでした。
ショー自体の顛末は次回の記事で改めてご紹介致しますね





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