舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

メリモ予習を始めよう!

2015-03-02 05:33:20 | メリーモナーク
こんばんは。久々に私にしては早い時間帯にブログを書き始められた事に幸せを感じている筆者でございます。


さて、いよいよ2015年のメリーモナークが近づいてまいりました。
今年のメリーモナークは、

4月8日(水)前夜祭
4月9日(木)ミスアロハフラ
4月10日(金)カヒコ
4月11日(土)アウアナ


以上の日程で行われます。
ホントはもっと早くからメリモウィークが始まってるんですが、私自身も含めほとんどの日本在住の日本人にとっては、こちらの4日間がメインではないかと思います。


ウチの生徒さんにも私のフェイスブックのお友達にもメリモにいらっしゃる方やスケジュールを空けてネット観戦なさる方がいらっしゃるようですので、今日はメリモをよりいっそう楽しく観戦するにあたり、予習ノススメについて書きたいと思います。


現地に行かれる方もネット観戦の方も、とりあえず最新号のフラレアをゲットしましょう。

フラレアの最新号は59(2015冬)号です。未入手の方はたぶんまだ店頭でゲット出来るはず
って私ゃ別にフラレアの回し者ではないですよ(笑)。
しかしこのフラレアは、例年以上に事前特集記事が充実している為、観戦の手引きにピッタリなのであります。


元々フラレアはメリーモナーク特集において他雑誌の追従を許さない量と質を誇っています(だから回し者じゃないですってば)。
昨年の記事にも書いたとおりですね。
もっとも昨年に限って言えば、素敵なフラスタイルもカメラマンにクニ・ナカイさんを起用したり、全パフォーマンスを解説と写真付きで紹介したりとかなり健闘していました。

フラレアは昨年の競技会自体の記事こそ素敵なフラスタイルに比べて若干物足りない感がありましたが、注目の出場者のインタビューや識者による座談会、ヒロで行われる関連イベントやタウンガイドなど、毎年広い範囲を網羅しているところが素晴らしいです。
フラレアは創刊号がメリモ特集だったので、「1+4の倍数」の号数を見て行くと各年のメリモ特集が読めます。
年によって多い少ないはありますが、特に現地へ行かれる方はお手持ちのバックナンバーが格好のガイドになるでしょう。


そんなフラレア、今回も非常に嬉しいメリモ前記事を載せて下さいました
現地であれネットであれ、観戦者の立場からすると役立つし期待も高まるページになっています。




該当箇所は83ページからの4ページ。
前半2ページは、今年の競技会について紹介しています。
これを見れば今年の出場チームや、注目の出場者も分りますね。




あんのじょう、注目の出場者として真っ先に挙げられていたのがロバート・カジメロ様率いるナー・カマレイ・オ・リリレフアです。
おお、この写真は一昨年の50周年メリモの前夜祭の様子じゃないですか~

他にも去年私が現場で踊りを観て「美意識の高い先生方なのね」という感想を持ったお教室にも注目していますね~。ジョニ御大のお弟子さんだったとは知らなんだ。

アロハ先生のお嬢さん二人のお教室にも言及しています。ちなみに雑誌の後ろの方には昨年ミスアロハフラに出場されたキリさんのインタビューも載っていますね。
このインタビューも感慨深い…。最近拝見したお母様カプアさんの踊りも思い返しつつ読むと、よりいっそうイロイロと感慨深い……。




さて、感慨にふけるのはこのくらいにして、メリモ事前記事の後半2ページです。
こちらでは現地と日本、それぞれでの楽しみ方が紹介されています。

現地派の為には、親切なスタジアム見取り図や会場へ行く際の留意事項などが書かれています。
ほんと運営さんもこのくらい親切にして欲しい!(笑)
来年の為に意見を申し上げさせて頂くなら、この見取り図に「座席のアルファベット」も振っておいて下さると更に懇切丁寧度がグレードアップすると思いますぞ~。

さらに日本で観戦する方の為には、パソコンでの視聴方法がこれまた親切に説明されています。
ああイカン、私はどうしてもKITVの印象が強すぎて、KFVEだって事に未だに慣れとらんわ…。
とまあ、私のように「古い事は覚えてるのに新しい事は忘れちゃう人」もこれで安心です!(笑)

しかも「現地でプログラムを入手したらいち早くフラレアのホームページに出場順を掲載するよ!」という心強い一言も
6時間からの大会をネットで見るにあたり、出場順を把握しておくのはホントに重要ですものね。

ちょっと「何度でも楽しめるメリー・モナーク」という一文は広告主様へのアレな感じが漂わぬでもないですが(笑)、それはまあよしとしよう。

フラレアは次回の2015春号(おお、丁度60号!!)で更なるメリモ直前記事を載せて下さるのではないかと期待できますので、楽しみに次号を待ちたいと思います


さて、他人様の書かれた記事のご紹介ばっかりではオリジナリティもへったくれもありませんので、ココからは私のおススメする「予習法」を少々。
ぜひ今年の出場チームの過去の映像を観直して下さい。

教室名に詳しくない方にとっては名前を見ても「???」だと思いますので、とりあえずカムエラやオラナさんなどの有名どころから手を付けるのも良いですね。
ロバート様のお教室が前回出場したのは10年前ですが、これはかなりの当たり年ですので、DVDを買ってでも全編ご覧になる事をおススメします。
(しかしその当たり年の中でも凄まじい完成度だったロバート様って……!!!)
あとは教室やクムのお名前を入れてまず画像を検索し、気になったところの映像を観るようにするとかですね。

いくつか観て行くと「お教室ごとの違い」が何となく分るようになります。
漠然と観ているとどこも同じように見えてしまうかもしれませんが、実際にはクムによって、あるいは系統によって大変な違いがありますので、それらを把握した上で観た方が絶対に楽しいですね。
メリモまであと1ヶ月、1日1チームずつ観て行っても十分に全組観られる時間がありますし、予習は是非のおススメなのです


更に観て行くと絶対に「自分の好み」が見えてきます。
それで自分の「推し」を見つけると、観戦がますます楽しくなる事請け合いです。

しかし、コンペを観るにあたって実は一番重要な事が、審査結果に一喜一憂しないことだったりします。
ハッキリ申しましてフラコンペの審査結果は主観に過ぎません。世界最高峰のフラ大会と言われるメリーモナークでさえもそうです。
いくら審査員がこの世界の権威だと言っても、これほどの多様性のあるフラなのですから、完全に公正にジャッジするという事はぶっちゃけ無理です。

出場するチームの中には、明らかに得点の高い(あるいは減点要素の少ない)ツボを心得た上で「勝ちを取りに行っている」ところもありますし、「参加する事に意義がある」のスタンスで楽しく出場している気持が伝わって来るところもあります。
どういう考え方で出場するかはまったくの自由であり、どんな考え方であっても、メリモという唯一無二とも言える大舞台に深い思い入れを持って全力を尽くす出場者やクムの姿はおしなべて美しく、尊ぶべきものだと私は思います。

それでもコンペである以上、点数は付けなきゃならない。
点数を付ければどうしたって勝ち負けが生まれる。

個人的には、この勝ち負けってのがものすごく嫌いなんで私はコンペに出ません。
あ、私は別にコンペに出る人を否定しているわけではないですよ(だったら毎年毎年メリモ観に行かないってw)。あくまでも個人的な考え方ですね。
だって自分が負けて悔しいのもイヤだけどそれ以上に、もし自分が勝ったら、自分が勝ったせいで負ける人が必ず出て来るわけでしょ。それはある意味、自分が負けて悔しい思いをするより堪え難い事なんです。私にとっては。

だから自分がコンペに出るのは逆立ちしてもイヤですが、メリモは大好きです。
なぜなら、前述のようにメリーモナークという特別な大舞台の為に、すべての出場者がそれぞれのフラに対する愛とか誇りとか強い思い入れを込めている姿は、勝ち負けの域を超えて本当に美しいものだからです。
出場者が全力で勝ちに行っている姿も、心から楽しんでいる姿も、私はみんな好きだなぁ。
審査結果なんか付かなきゃ良いのにとマジで思うけれど、それだと勝ちに行っている系の人達がモチベーションを失ってしまうから仕方ないですね。


そんなわけで、いくら推しメン・推しチームがあっても、結果にはこだわらずに観る事をおススメします。
だって実際、審査員によって結果なんていくらでも変わるもの。同じ演技を10年前の審査員が審査したらまるで結果が違って来るだろう、なんて事は掃いて捨てるほどありますからね。
それどころか、たった1年のちがいでも審査員の顔ぶれがちょっと変わるとまるっきり上位入賞者が変わってしまったりします。
審査結果なんてまあそんなものだ、と思って軽く流した方が良いですね。
出場する当事者&関係者の皆さんだったらそうはいかないけれど、これが我々一般観戦者の気楽なところなのでございます(笑)。


って、今回は完全なカヤの外じゃないんだった。
ロバート様がご出場されるんですよロバート様が!!!!


ああどうしましょう、このさい正直に認めますけど、今までずっと「みんなちがって みんないい」のこころで楽しく気楽に観戦していたのとは気分がちょっと…いやだいぶ違うんですよ今年は!


ロバート様はクムとしてもミュージシャンとしてもハワイのみならず世界中のフラ業界の人々から深く愛され慕われているお方。
長年にわたるフラ業界とハワイ音楽界における功績も並大抵ではありません。

ということは審査員の皆様………わかっていらっしゃいますわよね?????

…いかんいかん、このまま書いて行くとどんどん前半の論調と壮絶に矛盾したセリフばかりを羅列してしまいかねませんので、本日はこれにて店じまいとさせて頂きます(笑)。

それにまあ、ロバート様のお教室の方々は私あたりが何を思い何を書こうとも関係なく安定の実力の持主でいらっしゃいますから、私ごときがハラハラおろおろする必要はありませんね




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