こんにちは
Hanamiです
昨日は、母の13回忌で実家に帰っていました。
実家に帰る前、皆でお墓の掃除もしてきた
母が亡くなって12年。
12年前と言えば、長男は1歳。
長男は、とてもおばあちゃん子で、新生児の赤ちゃんの頃から、手慣れてるおばあちゃんの抱っこだからなのか、母の抱っこでよく泣き止んだ。
遊びはじめる頃も、おばあちゃんによく引っ付いて遊んでもらっていた。
スゴく楽しそうだった。
私は、そんな長男が今ほど可愛いと思えなかった。
私がお母さんなのに・・・と。
(今だったら、自分から手が離れてくれてラッキーと思っただろう)
子供なんて嫌いと、思う事もあった。
母は、死ぬ前、私に言った。
「良い。子供は3人よ。あんたの相手が出来るのは3人くらい居ないと可哀想。1人だったら重過ぎる。」
かすれた声で言っていた。
何度も・・・
結構酷い
が、これが母の遺言みたいになってしまい、(旦那さんも子供好きとあって)我が家は3人兄弟となった。
母が生きてたら、きっと一人っ子だっただろう。
母が亡くなって、旦那さんと優しい長男と辛さを乗り越え頑張った。
ここで、子供との絆が出来たんだと思う。
そして、3人産んだおかげで()(転勤族のおかげで)ずいぶん揉まれ、私は、人間らしくならせて貰ったと思う。
そんなこんなで12年。
昨日、お坊さんのお経が終わった後、順番にご焼香をあげる時、仏壇の前に子供達3人で並んで座った。
子供達は、ピシッと背筋を伸ばし、慣れない手つきで、前の人の見よう見まねで順番にお焼香をした。
その3人の後ろ姿がとても頼もしく見えた。
微笑ましかった。
大きくなったなぁ
その後の食事会でも、何年も会わなかった親戚の人から同じような事を言われた。
「あの時は、スゴく小さかったのに大きくなったねぇ。」
長男は、今では中学校1年生(坊主)。
彼は、今でも優しい子だ。
そして、思い出話にも花が咲いた。
とっても懐かしかった。
母が亡くなった後、1歳の長男がどんなに私を励ましてくれたか、支えてくれたかも思い出した。
13回忌って、亡くなった人のためだけじゃなく、生きてる人の会でもあるんだなぁと、葬儀屋のCMのようなことを感じた
皆それぞれ生活が忙しく、普段なかなか会えないし、何も無いのに会うほど仲良しって訳でもないし形式に頼って集まるって言うのも有難い事だなぁとも思った。
帰り際、「また皆で食事しよう」と、別れたけど、皆で集まるなんて、きっと無いだろう
でも、とっても良い13回忌になって、母も喜んでいると思う。
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