見つけている50口径以上の弾のほとんどが黒色火薬重要だったりするので鉛で遠くから見てもすぐわかるけど、今回の弾は50口径でもちょっと違っていた。

ビデオ参照



あまり見ない500S&Wの350グレインの弾でした。直径が0.501インチで銅のジャケットだから黒色火薬用じゃない。先端が平坦で中ほどにカニュラー(溝)が付いている。このカニュラーはライフルにも使っているけど弾の形が違うのでライフルではなくピストル用です。そしてカニュラーは回転式銃には必需品でこれが無いと弾をクリンプしても撃った反動で薬莢の中に入り込んで内圧が異常上昇する可能性があるのでカニュラーの溝と深めのクリンプで弾の受けた反動を受け止めます。特に500S&Wなどの大口径だと反動が凄いのでカニュラー無しだと2発目から撃つ時は危なくなるでしょう。

ちなみに回転式銃要の鉛弾の鋳型は100%カニュラー付きだと思います。