先週見つけた7.62X54Rの不発弾を今日ばらして移植しようとした

しっかりと叩かれていたので、いつものごとくに雷管不良だと思いキネティック・ブレット・プラーに入れて叩いた

そしたら何と「ポン」ですと、雷管は生きていた

まだ生きていた雷管が深く叩かれていたのでショックで爆発したようだ、それで「ポン」

「ポン」の結果は雷管の爆発力で弾頭と火薬が前に出て、余った圧力でブレット・プラーから薬莢が後ろに飛び出してきた。その後、弾頭がプラーの底に当たり反動で飛び出していた。ビデオ参照



白い床なので火薬が散らばっているのが見えます。その火薬を集めたら43.7グレインで弾頭と火薬をそのま用意している薬莢にリロードし直しました。



こんなことになった原因はこちらの投稿?でもないか、笑

http://weekendhunter.at.webry.info/201611/article_38.html

ともぞうさんのこの投稿を今朝ほど読んでいて、スモークレス火薬は本当に燃えにくいのと劣化して爆発はしないな、なんて考えていました。まあ何と偶然でまさかの今回の「ポン」でした。「ポン」と書いたけどプラーを叩きつける音がすごいのでちゃんと聞こえたかどうかです、たぶん。

この装弾は1967年製造で50年も経過した古い物です。火薬は爆発とか燃えるどころか床にばらまかれてしまいました。大笑。

実証:薬莢内で雷管の火が火薬に引火しなかった。装弾用火薬は高圧高温度でないと設計通りに働いてくれないようです。今日は身をもって体験いたしました。