2015年1月25日日曜日

速報:イスラム国 日本人の人質1人を殺害

「イスラム国」が日本人の人質1人を殺害したとして、後藤健二さんとみられる男性が湯川遥菜さんだとする遺体の写真を持つ画像をネットに公開した。その遺体では、首が切断されていた。

また、後藤さんを名乗る男の声で、イスラム国の要求は、ヨルダン政府が収監した女性死刑囚サジダ・リシャウィとの交換という。

イスラム国は、今月20日、72時間以内に身代金2億ドルを支払わなければ、人質の後藤さん、湯川さんを殺害すると予告するビデオを公開していた。

安倍首相が、ちょうど中東を歴訪していて、テロ対策を含めた人道支援2億ドル拠出の声明を出したすぐ後のタイミングだった。

イスラム国からしてみれば、日本はイギリス、アメリカなどの有志国連合に参加して敵対宣言をした、と思われてしまった。もちろん、多くの他の周辺イスラム教国からは今回の安倍首相の声明は歓迎されている。

様々な憶測が飛んだが、犯人は身代金目的ではなかった。多くの人に見せること、日本に警告すること、女性死刑囚を解放すること、だったようだ。

日本政府は中東政策で、日本の立ち位置をうまく伝えていかないと、イスラム、キリスト教の宗教戦争に巻き込まれることになってしまう。


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