2017年9月16日土曜日

テレビCM「ゴクゴク」が放送禁止


この夏、ビールのテレビCMがかなり変わったのをご存知でしょうか?ビールだけでなく、アルコールの広告規制が原因。

日本酒造組合中央会、ビール酒造組合など業界9団体でつくる「飲酒に関する連絡協議会」が、広告CMを自主規制したからだ。

例えば、喉を通る「ゴクゴク」等の効果音は使用しない。喉元アップの描写はしない。など。

これは、「アルコール依存症の人に苦痛を与える」といった指摘から規制となった。

また、アルコールのCM出演者の年齢も引き上げられた。以前は、20歳になったタレントが「これからお酒が飲める」と言わせるのに起用されていたが、25歳以上になっている。

CMが未成年者の酒への関心を高めることが指摘されたから。未成年の健康や非行に、飲酒が影響を与えるということだそうだ。アルコールは麻薬などの禁止薬物と変わらないと、アルコール薬物問題全国市民協会から指摘されたため。

CMにアニメを使うことも規制対象になった。缶チューハイ「氷結」のアニメCMをネット配信したところ、アニメは未成年に酒への関心を高めると指摘されたから。

このような規制は、選挙権を18歳に下ろしたのに対して逆行しているように思える。ほとんど効果のない特保の商品のCMや未成年者の射幸心をあおるパチンコのCMが一方で大丈夫なのはなんとも変ではないでしょうか?







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