□古代60.中務省の職掌(省名から職掌が分からない左弁官4省)◇B
[ゴロ]証書の作成/なんか疲(つか)!
(詔書の作成)(中務省)
[句意](卒業)証書の作成でなんか疲れた、という句。書道の先生は、毎年どこの学校でも卒業証書に卒業生の名前を何百人と書かされてぼやいている。
[ポイント]
1.中務省は詔書の作成をおこなう。
[解説]
1.中務省は、天皇の側にあって政策の是非を献言する、八省の筆頭で最も重要とされた役所である。
2.「卿(かみ)一人。掌(つかさど)らむこと。侍従・献替(ごんだい)し、礼儀(らいぎ)を賛(たす)け相(みちび)き、詔勅の文案(もんあん)を審署(しんじよ)し、事を受けて覆奏(ふくそう)せむこと。……」(『令義解』職員令)とある。
〈2013立命館・文法済営などA方式
下線部(4)の太政官の下には八省があり、に関連して、八省のうち、臣下の上表の受納や詔勅の起草を担った省を何というか。もっとも適当なものを下から下から一つ記号で答えよ。
(あ治部省 い式部省 う大蔵省 え中務省)」
(答:え)〉
〈2009立命館大・A方式
戸籍に記録される住民の名前・性別・年齢・身分や、他の住民との関係、各戸に割り当てられる[ B ]田の総額などの情報は、50戸を一つのまとまりとした行政単位「里」ごとに一巻にまとめられ、国衙と中央の民部省・[ C ]に保管された。」(答:B口分田、C中務省)〉