自浄作用が働くのか?

などと記載していますが、本当のところ、自民党が自浄できるなんて本気で思っているわけではありません。

 

しかし、3月5日の自民党の党大会で、森友学園について、誰も触れることもなく、安倍総理の意のままに、総裁任期3期9年への延長を含めた党紀改正が認められるとしたなら、ちょっと、あまりにもお粗末ですね。

 

私が本件を申し上げているのは、1人でも2人でも良いので、安倍総裁に党大会の中で説明を求める人がでたら上出来だと思ってのことです。

 

早ければ、3月3日の金曜日にも、森友学園について、容疑者不明のままでの背任罪の告訴や、公職選挙法による利益誘導罪(この罪だと連座制で安倍昭恵さんが含まれます。)での告発が、いずこかの団体から行われることになるでしょう。

 

政治家が何らかの形で、若干のいかがわしさを感じる団体から告発を受けることは、それほど珍しいことではありませんが、それにしても、ここまで具体的な嫌疑があり、今後、党に対して損害を与えかねない問題であることが党員のほとんどの人が分かっていながら、党大会で説明を求めることもないというのでは、自民党も、今後、民主党などと同じ、斜陽の道を歩むことになるでしょう。

 

民主党が斜陽となっているのは、執行部の愚かさが第一因ですが、それと同じくらいに執行部に対して、監視し、しっかりと、牽制することのできる人がいなかったことが、同じくらいに大きな要因であったと私には思えます。

 

執行部に対して、アクションを起こすことが難しいのは、間違いないことですし、私自身、自分のところのボスに、簡単には歯向かえないわけですが、ここで、本当に矜持がある人が少数でもいるのかどうか、発言させてもらえるのかどうかというところを、有権者は意外と見ているものですよ。