おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

憧れの聖地へと続く祈りの道『世界遺産熊野古道』

2017-03-28 05:36:38 | 旅行
樹木、巨石、大滝への崇拝を起源とする熊野本宮大社、熊野新宮大社、熊野那智大社の3つの聖地を熊野三山と呼ばれて、熊野三山への参詣道を『熊野古道』といい、紀伊半島西側を通る『紀伊路』、高野山と熊野を結ぶ『小辺路』、伊勢神宮と熊野を結ぶ『伊勢路』の3本の主要ルートがあります。



紀伊路は田辺で更に、山中を行く『中辺路』と海沿いを行く『大辺路』に分かれます。中辺路『発心門王子~熊野本宮大社ルート』を歩いてみました。



出発は『伏拝王子』からで『熊野本宮大社』まで約3kmの1時間のコースです。ちなみに王子とは熊野古道の道中、熊野の神を祀り、信仰の道をつなぐための分社です。



昔は遠くに大斎原がみえて参詣者はここから本宮大社の社殿を伏拝んだといわれています。



人々が2000年前から歩いた道に思いをはせながら登山道に入ると樹木に囲まれた道が続き、歩きながら森林浴をしている感じで清々しい空気がとてもおいしかった。



途中、高野山へ向かう中辺路と熊野本宮大社へ向かう小辺路の分岐点の『三軒茶屋跡』に出ます。昔、3軒の茶屋があって賑わったそうです。



更に熊野古道を進むと、幻想的な世界になります。



密集して高く育ったスギの木が続き、大自然の森林の魅力に圧倒されて感動させられます。



雨上がりの霧の中、太陽の陽射しもとてもいい感じです。



終点近くにある『ちょっと寄り道展望台』に寄ってみると、熊野川、大齋原の大鳥居の素晴らしい景色を楽しめます。ここまで来ればもう熊野三山『熊野本宮大社』に到着です。



巡礼への道『熊野古道』を歩くと心があらわれてとても清々しい気分になりました。


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