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8&12cmのタンデムスピーカーを8cm一本化に変更

2017年10月13日 23時39分23秒 | オーディオ
レコードプレーヤーを購入してからというもの、ほとんどレコードばかり聴いています。
レコードは全て$0.50~$5.00までの中古なので聴く前に必ず洗浄、さらにA/B面のひっくり返しとひと手間・二手間必要ですが、デジタルにはないレコード特有の「底知れない魅力」に取り憑かれています。

システムがレコード中心に変わってから、スピーカーキット「KT-812」8&12cmタンデムスピーカーの内部ユニット(12cm)を駆動するデジタルアンプへの出力信号が弱いことに気がつきました。そのため、デジタルアンプのボリュームを大きくしなければなりません。そうなると、
・12cmを有効に使っていないのでは?
・8cmだけの駆動の場合、内部の12cmが8cmの駆動を邪魔しているのでは?
・複雑化してきたシステムを見直したい。
と考え、思い切ってタンデムスピーカーをやめ、8cm一本に変える事に決めました。


このようにうちのスピーカーは外側に8cm、内部に12cmのユニットがあります。12cmはダイトーボイス製です。長い間、ご苦労様でした。


8cmユニットの固定ネジが大変な事になっていたのでついでに補修する事にしました。


モンダイのネジ穴に割り箸突っ込みます。


接着剤で割り箸先端を固定、無事、補修出来ました(今思えば、シールのネジ穴を埋めておけば良かった事に気付く)。


ユニット穴の縁を「 エジ穴補修用のパテ」で補修しましたが、これは失敗。


半日放置しても固まらないのです。8cmユニットを取り付ける際、そのパテがユニットにくっついてしまうのです。


結局、削り取って、接着剤を塗布しました。接着剤は30分後には乾いていました。


ダクトの長さも変えて低音増強してみる事にしました。オリジナルは実測11cm、キッチンペーパーの「芯」がちょうど良いサイズだったので適当な長さに切って元のダクトに挿入、取り敢えず20cmに位置を調整しました。


8cmユニットを取り付けて背板をネジ止めする前。内部ユニットはありません。


スピーカー正面。限定版FE83-SOLがきちんと見られるのはこの時だけ。


ユニットに保護カバーを取付、と言っても流し台のゴミ取り用網を付けただけですが(^_^)。



さて、8cm一本化とダクト長変更の効果は、と申しますと、
ハイドン作曲オラトリオ「四季」(カール・ベーム指揮 ウィーンフィル)を聴いたところ、8cmユニット一本でも大規模編成を十分に鳴らしているではありませんか。更に気持ち、人の声が良くなった気がします。またデジタルソースも音がクリアになった気がします。
低音に関しては、正直、大きく変わった感じはしません。箱の容量から適切なダクト長を算出するか、アンプ側のBASSのボリュームを大きくするなど対策が考えられます。しかし、後者に関しては、BASS・TREBLEを通さない「Pure direct」を使っているので現実的な解決方法ではない。
または休眠中のサンスイAU-666をムリヤリ復活させるか。

取り敢えず、KT-812の8cmユニット一本化は今のところ成功と言えるでしょう。
当分はこれで使ってみたいと思います。


次の課題は、
・ツイーター「TAKE-T」の設置
・バーチャルアースの設置
・オーディオ用電源タップの購入
・スピーカーキットの工作
など挑戦することは多々あります。




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