できれば行きたくないところ | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。




「たまには、コントロールした方がいいですよ...」


知り合いが、

子宮筋腫の手術をした。


四十路も半ばを超える私は、

調べれば、

きっと、

ここ掘れワンワンみたいに

何かは出てくる...と思う。


が、

医者嫌いな私。

できれば、

極力行きたくない...

場所ではある。


よっぽど、

何かがない限り、

蓋をしておきたい気分になる。


ただ、

思い立ったが...

という言葉があるように、

こんな風に思わない限り、

行ってみようとは思わない。


そこで、

重くなった腰

プラス

私の体重も加算された

その腰を

エンヤ!と持ち上げて、

そういえば、

Misericordia というところに行けば

検査できると聞いたなぁ...

と思い、

行ってみれば、

「ホームドクターの診断書はありますか?」

と聞かれる。


行ってないから、

そんなものはない。


「予約はできますが、診断書は必要になりますよ!」

と言われる。


え〜っと、

私のホームドクターは、

誰だっけ???


以前、

アレルギーの薬を処方してもらった時の医者は、

引退してしまった。


何度か登録していた医者は、

お知り合いになることなく、

知らないうちに

引退し、

今回も、

新しく登録した医者だが、

知り合うことなく、

3年くらいになる。


その時にもらった、

今もこうなのかわからない

日程表をもとに、

出勤先の診療室に出向いてみる。


「すみません。このドクターの診察を受けたいのですが...」

「あ、5分前に帰ったよ!」


来る前に電話をしても出ず、

診察は、

16:00から17:00で、

到着したのは、

実に16:20で、

それで、

5分前に帰った...と言うのだ。


やっぱり、

医者とは縁のない私。


できれば、

行きたくない気持ちが、

すっかり伝わってしまったのだと

思って、

家に帰った私である。



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⬇︎  プレ〜ゴ〜〜





最後までお付き合い、どうもありがとうございます。