「それでもねぇ、やっぱり、イタリアが好きなのよね〜〜!」
通りがかった知り合いのおばちゃんの言葉です。
今、イタリアでは、
政府が変わったことでの
微妙な変化はありつつも、
相も変わらず
税金は高く、
人々の生活に
「余裕」ってもんがありません。
「別にね、アフリカ難民とか、いてもいいのよ。ただね、合法でないものの販売に目をつぶったりね、ドラッグ売ったりね、無免許で運転して人を轢いてしまうとか、そこが、本当〜に嫌なの!」
同感です。
私が思うのも、
ちょうど其処にあります。
浜辺にいると、
どこからともなく、
サングラスだの帽子だのを売る輩が
声をかけてきます。
今年から、一部の海では
それらを購入した人には、
罰金が課せられるのだと
ニュースでは言っていました。
売る人を取り締まるのではなく、
買う人に罰金を課すのです。
両方やらないと
割に合わないのでは???
なんて、私は思いますが、
そういう国です。
「それでもね、やっぱりイタリアが好きなのよね〜〜!」
おばちゃんは、そう言いました。
生まれ育った場所だから...
というのもあるでしょう。
でも、
それ以外の魅力もたくさんあるイタリアです。
ため息ながら話すおばちゃんに
なんとなく
共感してしまうのでした。