こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

パリで行っている香りの個人セッションOlfacto-voyage。

日本に行く直前におひとりいらっしゃいました。

日本の女優さんで、自然療法のことをよく知ってらっしゃる方。

すごく美しい方でしたが、美の秘訣は実践していらっしゃる自然療法だと思われます。

友人が、絶対に会わせたいの！と言ってくれて数年が経ちまして

今回やっと夢のご対面です。

共通項のある方とお会いできるのは、いっつもとても嬉しいです！

香りのセッションですが、自然療法やアロマコロジーを学んでから

自然とメソッドが変わって来ました。

最初に始めたときは、「ぜったいこうなるはず！」という仮定のもと

（&変な自信付き）組み立てて行ったのですが

何人ものクライアントさんにセッションするにつれ

仮定が確信に変わり出しました。

さらにアロマ以外の知識がつけばつくほど

からだとココロの本質を見抜こうと思うようになり

香りはその道具でしかないという認識に。

そしてまた原点回帰じゃないですけれど

アロマコローグとなり、香りそのものの大切さもわかり

チョイスもかなり的確になったかな、と。

一応、「あなたのための香り作り」とかるーく宣伝していますが

今の私なら、もうちょっと深いところまで作用できる気がしています。

その女優さんも、「こういう症状があります」とおっしゃっていて

質問の回答からも、自然と精油が選ばれます。

でも、今回は、今までのセッションでよく出てくる精油はすごく少なくて

ブレンドしたらどうかしら。。。と思ったんですよね。

でも、ブレンドしたところ、ドンピシャだったそうですよ。

いろいろと勉強して、セッションもこなして来たので

その方が必要な香りを選ぶことができるようになったみたいです。

で、こないだも、アロマに詳しいお友達のクリスティーヌさんと話をしていて

彼女は「アロマコロジーって香りでしょ？」

「オルファクトテラピーの方が効くんじゃない？」

「あのブランドのオルファクトブレンド精油いいわよ」なんて話になりました。

アロマコロジーは香りだけじゃないというか

香りを軽視しては精油を使って脳に働きかけられないでしょ、と熱弁をふるっておきました。

オルファクトテラピーは、

（セミナーで話しましたが、オルファクトテラピーは

正確にはジル・フーニルさんが商標登録しているメソッドです）

彼女もジルさんじゃない「一般的な意味で」使っていましたが

私は今はアロマコロジーの方が医療的効果があると思っているの、と話しました。

彼女はあるブランドのオルファクトブレンドの講習（私も行こうと思ってました）に

最近参加していて、その商品を嗅ぎながら、香りを嗅ぐということについて

しばーらく意見を交換しました。

アロマコロジーやらオルファクトテラピーやら

フランスではごちゃごちゃしているのですが

いろーんな人の「香り」の捉え方を見ていったり

それに香水についてもしっかり知ろうとすると

香りの効能って、ずいぶんきちんと見えてくるんですよね。

セッションをやっていても、初期は「この理論ならこうなるはず」というので

そんなに外れることはなかったと思うのですが

かなり大きな賭けをしてたんじゃないかなと思います。

そこから、いろんなことを経験した今

引き出しがたくさんできて、どれもきちんと整理されていて

どの場合に、どれとどれの引き出しからどれくらい何を取り出すのか

どんなものを作りたいのか、明確になって来たと思っています。

でもセッションを重ねれば重ねるほど

これをマニュアル化ってできないなーと思ってしまいます。

昨日で日本でのセッションも全て終わりました。

日本での香りの体験、すごく興味深かったです。

来て下さった方、どうもありがとうございました❤

日本でのお話はまたきちんと整理してお伝えしますねー。