医者にかかるタイミング | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

みなさま、お医者さんにかかるタイミングってどうしていますか?

我が家はみんな比較的元気なので、お医者さんに行くことも、薬を飲むことも

ほとんどないのですが、年末にちょっとヒヤっとすることがありました。

 

ちょうどノエル前の週末から、人生の6年間でも2、3回しか熱を出したことない娘が

高熱を出したのです。

 

その週の水曜日、日本語学校の発表会の後、ちょっとぐったりしてたんですね。

発表会の緊張が解けて、疲れちゃったんだと思っていました。

家に帰ったら、少しがありました。これも知恵熱?と。

でも、もともと元気な子なので、平気なように振舞っていて

大したことがないと思ってしまったんです。

 

木、金と普通に学校に通い、土曜日も普通に元気満点。

土曜日の夜に疲れたと言って、早くに寝て(いつもは寝ない子なので、心配です)

が出ていたのですが、精油を塗ることだけで、あとは何もしませんでした。

 

外敵(例えばウィルス)が熱を出しているわけではなく

その外敵をやっつけるために、体がわざわざ熱を出しているので

せっかく戦っている人たちを冷ますように、解熱鎮痛剤を飲むのは違うと思っています。

なので、その戦いを助けてくれるような精油を塗ったわけです。

 

日曜日は、朝、熱があったのですが、旦那が見かねて解熱鎮痛剤を与え

熱が下がったところで、急に元気になったので、外出したのですが

疲れちゃって、またが出たんですよね。

 

月曜日(楽しみにしていたノエルの家族ディナー当日)、夜からの熱が下がらず

解熱鎮痛剤も効かず、ノエルディナーをキャンセルして、自宅で安静に。

ここに来て、いきなり痰がからむ咳をし始めました。

鼻・喉の症状がなかったのに、咳をすると痰が絡んでる。風邪?

熱は上がったり下がったり。食事もほとんどせず寝てばかりでした。

この日はノエルということもあり、緊急病院も人手がなく混んでいるだろうと予想。

たまに元気になって遊んだりもしてたので、もういい加減治るだろうと思っていました。

 

が、結局月曜日の熱も、総合すると昼間も夜もずっと高いままなのです。

これは危険信号。ウィルスじゃなくて細菌にやられている可能性が高い。

明日はドクターに診てもらおうと決めました。餅は餅屋ですよね。

 

でも、ノエル明けで混んでいるし、娘もグッタリしているので緊急は諦め

往診ドクターを呼ぶことに(電話も10分ほど待たされる混雑ぶり)。

往診ドクター、もちろんいいのですが、彼の手持ちの道具だけでは、いろいろな検査ができません。

だから緊急がいいと思ったのですが、病院で二次感染したら大変と旦那が言うので、妥協しました。

 

ドクターは一通り診察をしてくれて、すべての可能性のある感染症の症状を調べてくれました。

これはすごく安心しましたね。

風邪の症状でも、命に関わる病気もこともあるので

長引く原因不明の症状は、絶対に医師に診てもらうべきです。

 

私も病院に滅多に行かないのでドクターと話すことがあまりなく、いろいろとお話ししました。

感染症の診断はこっそり勉強させていただきました。

私が考えていたこととだいたい一緒で

できれば血液検査をして感染症の種類がウィルスか細菌かを特定した方が安心とのこと。

(処方箋を書いてもらいましたが、日本行き直前で時間がなくて検査はしませんでした)

喉が腫れていて、耳の奥まで見えないので中耳炎かどうかはわからないけど

飛行機に乗るので(翌日だったのです!)抗生物質を飲んだ方がいいとのことでした。

 

飛行機のキャンセルも考えていたのですが、抗生物質を飲んだせいか

熱はピタっと止まり、月曜日の後半は元気になりました。夜も熱が出ない!

さすが抗生物質さまさまですね。

そしてどの種類かわからないものの、やっぱり細菌が原因だったようです。

 

ギリギリ出発当日に、ピンピンと元気になってくれて、飛行機に乗ることができました。

中耳炎の可能性はあったので、飛行機での気圧対策と鎮痛剤も準備。

今回は、積極的に薬のお世話になりましたよ(私も歯の治療中なので、念のための抗生物質と鎮痛剤持参)。

二人分の抗生物質と鎮痛剤を処方箋と一緒に手荷物に入れ(重い!)、出国手続き。

処方箋があれば「液体」の容量をオーバーしても、大丈夫なはずです。

抗生物質をとったからには、その後の菌活を意識しないといけませんけど。

 

私のレッスンでもお話ししていますが、セルフケアで頑張りたい気持ちが優先して

医者にかかるタイミングを逃すと、取り返しがつかないこともあります。

私の中では3日が勝負。

3日で症状が治らない場合、症状が悪化する場合は、必ずお医者さんへ。

あと、日中に熱が下がらない場合も要注意です。

 

感染症の場合は、きちんとした医療機関、きちんとしたお医者さんに診てもらえれば

心配はないとは思いますが、アレっと思ったら、菌の特定をしてもらった方がいいかもしれません。

今回は、日本行きの飛行機のことがあったので、血液検査の余裕がなかったのですが

本当はした方がよかったなーと。(でも抗生物質を飲んで良くなったので、ラッキーでしたが)

 

もちろん、抗生物質は、元気になった後も、処方箋通りに5日間飲み続けました。

これもポイントです。元気になったからといって、途中で止めないように。

病原菌となっている細菌を撲滅させなければなりません。

娘は嫌がりましたが、ヨーグルトやコンポートに混ぜでだましだまし飲ませました。

 

今回、娘にとっては辛い体験をさせてしまいました。

いつもの彼女の風邪は、鼻水から来るので、その症状がなくてうっかりしてしまったのです。

初動ミスで長引かせてしまいました。ごめんね。

フランスの家族とのノエルディナーができなかったのが悔やまれますが

元気になって飛行機でもくつろげて、日本の家族と楽しく過ごすことができてよかったです。

 


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飛行機に持ち込んだ薬!
娘のはガラスの瓶で液体だったので重い!