東京市場ザラバ~寄り天~(2014年7月31日)

2014年7月31日

昨夜のADP,GDP,FOMCでドル円は103円台タッチまで上昇しましたが、ダウはGDPの好結果で利上げ時期が早まるとの思惑から売られて、FOMCで戻しはしたものの、マイナスで引けと冴えませんでした。
本日のザラバは昨夜に上昇したナイト終値15,750と同値で寄り付き、しばらくはその水準を保っていましたが、10時半過ぎから下げ始めて、引け前にはマイテンとなりました。(現物はマイナス引けで、先物はプラス引け)

今回のADPが予想に届かなかったことで、週末の雇用統計への期待が薄まった感があります。
また本日早朝にアルゼンチンデフォルトが近づいているとの報道もあり、今夜の欧米株の動向には注意したいところです。

日経先物
15,750で寄り付き、15,730-770で上下していましたが、10:45から下げ始めて11:20には15,690まで下落しました。
その後、15,700-720で上下し、13:15には15,670まで下落しましたが、戻して14:15には15,720まで上昇しました。
しかし、そこから急落して14:45にはマイテンとなり15,610まで下落し、現物が引けた後の15:05には15,600まで下落し、15,650(+20)△0.13%で引けとなりました。
現物は15,620.77(-25.46)▼0.16%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

マザーズ
前日終値957.07よりも5.00ポイント高い962.07で寄り付き、963近辺で揉んだ後、10:20には968.21まで上昇しました。
そこからは小幅下げて再び963近辺での小動きとなりましたが、13:20から急伸して13:25には975.47まで上昇しました。
その後も高値圏で上下して、974.01(+16.94)△1.77%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
  

 

ドル円(チャートは15:30時点)
昨日はADPでは大きく動きませんでしたが、21:30のGDPが好結果だったことで102.19から102.49まで急伸し、その後も速いペースで上昇し、2:05には103.00まで上昇しました。
FOMCで瞬間103.07を付けたものの小幅押し戻されて102.80近辺で小動きとなり、102.78でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、7:50には102.88まで上昇した後はジリジリと下げてからは102.75近辺でこう着となり、102.73で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
  

 

上海総合指数
前日終値2,181.24よりも1.70ポイント低い2,179.54で寄り付き、前日終値近辺で小動きとなっていましたが、後場半ば過ぎから上昇して、ほぼ高値引けとなる2,201.56(+20.32)△0.93%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
  

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  16,880.36(-31.75)
NASDAQ   4,462.90(+20.20)
GDPが予想以上の好結果だったことで利上げ時期が早まるとの憶測からダウは売られて一時100ドル近い下げとなりましたが、FOMCで労働市場の改善が不十分なことを示す文言が加わったことで金融緩和の長期化への期待から買い戻されて下げ幅を縮小しました。
ナスダックは小幅プラスで引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

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