昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年9月20日)

NY DOW    22,370.80(+39.45)
NASDAQ     6,461.32(+6.68)
CME(円建)  20,150
日経先物(夜間) 20,130

・昨日のNY株はFOMCを控える中、スプリントとTモバイルUSが合併交渉をしているとの報道で通信セクターが買われ、ダウは小幅高水準での堅調な動きが終日続き、$39高で8営業日続伸の6日連続で史上最高値を更新しました。
またナスも朝方はマイナスに転じる場面が何度かありましたが、午後になると小幅高での小動きが続き0.10%高で引けて4日ぶりに史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は欧州時間は東京時間の上昇の反動からジリ下げがひたすら続き、またトランプ大統領の国連演説で「米国は軍事行動を取る用意や意志、能力がある」の発言もあって16:00の111.70から23:20には111.19まで下落しました。
その後リバとなり、01:20に「米共和党は暫定的な税制改革案で合意した」との報道で急伸して01:40には111.83まで上昇しましたが、そこからは急速に押し戻されて03:00には111.42まで再び下落し、111.59でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り480万株、買い1,750万株 差引き1,270万株の買い越し。
金額ベース(5社)は112億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:建設、非鉄、精密、サービス、通信など
買い:化学、石油、機械、電機、小売、銀行、保険、陸運など
売り買い交錯:薬品、自動車など
との観測。