マンサクの丘にマンサクの花を見に行ってきた。漢字を当てると金縷梅と書いてマンサクと読ませる。この季節になると、雪のある山でこの花を見かけるが、写真にきれいに収めるのは難しい。マンサクの丘の木には、西洋マンサクの看板があり、日本種のよりも花弁も長く、花の数が多いように思う。「先ず咲く」が訛ってマンサクと呼ばれるというのが、花の名の由来だが、確かに自然のなかでは梅よりも早く咲く。カメラとマイクを抱えた二人連れが写真を撮っていたが、地元のテレビ局の取材で、花を見にきた人のコメントを収録していた。マンサクが咲くのは、お茶の間の格好の話題でもあるらしい。
まんさくや町よりつづく雪の嶺 相馬 遷子
昨日までの寒気が去って、今日は10℃と3月下旬なみの陽気になった。各地でも春を先取りするような陽気で、明日は天気が崩れ春一番が吹くという予報が出ている。畑仕事までには、もう少し時間があるが、山の会、詩吟の会誌づくり、コンクールの練習と、忙しい日が続く。