奥田英二初主演作品 | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

もっとしなやかにもっとしたたかに もっとしなやかにもっとしたたかに('79)  


24歳の若さで妻の君枝(高沢順子)に家出された勇一(奥田英二)は、カメラマンになる夢も捨てて、息子の大助を姉夫婦に預け、妻を捜すために運送屋に勤めていた


ある日、勇一はロックバンドの親衛隊同士のいざこざで危ないところだった彩子(森下愛子)を助けた
暫くして、勇一のアパートを訪ねて来た彩子は、そこで異常な出血をして勇一の世話になりながらも、勇一の大事にしているカメラを持って逃げてしまう


やがて、上司から君枝を青山で見かけたと聞いた勇一は、彩子のことも忘れて、君枝の勤めているというスーパーマーケットに向かった
勇一はスーパーの寮で君枝を激しく詰問し、抱きもしたが、結局、その日は一人で帰った
翌日、勇一がスーパーに行くと、君枝の姿はもうなかった


勇一は仕事もする気になれず、空地に車を止め、物思いにふけっていると、仲間と一緒に売春をしている彩子を見かけた
勇一は彩子にカメラの事を尋ねるが、彼女は身体で返すことしか出来なかった
2人はモーテルに入るが、勇一は君枝のことが忘れられず、彩子を抱くことは出来なかった
しかし、翌日カメラを持って勇一のアパートにやって来た彩子は大助とすぐに親しくなり、その日は3人で遊園地に行って楽しい時を過ごした
その夜、勇一は君枝を忘れるかのように彩子に挑み、彼女もそれに応じた…


監督は「帰らざる日々」の藤田敏八


今日、明日と中洲JAZZです
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


ロックバンドのグルーピーの少女との出会いによってニューファミリー(古い?)を志向している妻子ある青年の自分の生活に対する疑問や苦悩を描いた作品です


森下愛子の小悪魔的な雰囲気と、奥田英二(現在は瑛二)の初々しさが懐かしかったし
『えっ?』と言わせるほど、あっけなく終わるエンディングも時代を感じました(^_^)


劇中出てくるお酒:キリンビール、樹氷、サントリーホワイト


★★★(5つが最高)


「人気blogランキング」に参加してます
面白いと思った方はクリックお願いしますm(__)m by おかも →
ココ