酒をやめてみて思う事
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潜在意識の浄化。
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酒を飲まず、通常のビジネスをし
疲れて寝る。
この繰り返しをしていると
余計な情報が入り込む余地が
あまりない。
そして、疲れた時には
本当にくつろぎ、緊張感無く
休むことができる。
そして、翌日には疲れが残っていない。
それどころか、エネルギ-が
あふれてくるのである。
しかし、酒をやると
こうはいかない。
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酒は実は緊張感を生み出す。
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酒を飲むと潜在意識が
露わになり様々な欲求が交錯する。
しかも、多くの場合本能的な
要求である。
また、そうした要求を
増大させたいという
心が大きく表れてくる。
それはどういう行為だろうか?
要求を増大させる情報を
取り入れようとするのである。
その要求は、多くの場合潜在意識の隠れた、
抑えられた要求を解放させようとする。
実はストレス解消ではなく
ストレス増大なのである。
潜在的な要求、抑えられた
様々な心の澱のような要求。
これは、普段は顕在意識によって
ブロックされている。
それを酒により開放しようとすればするほど
大きな要求となり、より深く潜在意識に
刻まれることとなる。
そして、次回に飲酒するときは
もっと強い形で要求を増大させたい、
より具体的な形にしたいと、突き上げる
大きな要求が迫ってくる。
これをストレスと言わずしてなんというべきか?
いざ、酒が覚めてみると
そこには深い敗北感と
空虚さ、疲れがたまっているのである。
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潜在意識の特性は
アリか、ナシか
イエスかノーかなのだ。
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酒によって判断力が鈍れば
普段は、しでかさないような
大間違いだってやりかねない。
そこは、潜在意識に刻まれた
要求の発露の強さのなせる業で、
誰にも止められるものではない。
理性など効かないのである。
そして、潜在意識にどんな情報が潜んでいるかを
詳しくわかる者は、そうはいないのである。
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従って、酒など飲まぬ方が
良いのである。
釈迦牟尼は、一滴すら飲むなと
言っているのです。
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