大いなる妄想、JR西が開発すると発表した、新たな長距離列車の運行・・・勝手に妄想してみた。 | 鉄道ジャーナリスト加藤好啓(blackcat)blog

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福祉と公共交通の視点から、鉄道のあり方を熱く語る?
blackcat こと加藤好啓です。
現在の公共交通の問題点などを過去の歴史などと比較しながら提言していきます。
随時更新予定です。

大いなる妄想として、今回は書かせていただこうと思います。

勝手に、JR西が新たなコンセプトの車両を開発する列車は、東洋経済オンラインの記事から引用させていただくと、

「新たに開発する長距離列車はこの辺を十分に意識し、「瑞風よりも気軽にご利用いただける列車にしたい」と来島社長は言う。「ようやく検討をスタートさせた」という段階であり、いつ頃運行開始するか、どのルートを走るかといった概要はまだ決まっていない。 」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161129-00147323-toyo-bus_all

ということで、寝台列車かもわからないしそうでないかもしれない、まして従前のトワイライトを想定してということになれば、自ずと寝台車の復活かと言う向きもあるのですが、どの辺の利用者層を想定しているのかで変わってくると思います。

高級レストランなのか、デパートの大食堂なのか、はたまた、地元ショッピングモールのーフードコートなのか。

少なくとも、高級と呼ばれるところでは利益率も高いためより高級なサービスを提供することは容易になり、その逆に庶民性をアピールすると今度は薄利多売にならざるを得ず、鉄道会社がどちらを選択するのか興味が別れるところです。

最近の傾向を考えれば、長距離旅行と言えどもバックパッカー的な人を相手にするための新たな車両を新規で開発すると言ったことはせず、長距離旅行を鉄道で楽しめる中高年齢層を中心にした開発になっていくのではないかと予測されます。

 

実は、昨年の5月に、自身のブログで、「クルージングトレインの廉価版が西日本辺りから出てくるのではないかと思っています。」と書いたのですが、まさにその考え方が間違っていなかったのかな・・・、なんて思っています。(いささか手前味噌ですが・・・)

http://ameblo.jp/blackcat-kat/entry-12159924824.html

 

そして、今回瑞風の利用料金が最低27万円~120万円と聞くに及び、次に開発、検討される車両は、ロイヤルを中心に、した準クルージングトレインと言う位置づけになるのではないかと勝手に予測しています。

例えば、JR西日本で運行されている、「花嫁のれんの」の長距離列車版としてスイートを中心とした寝台車並びに場合によっては一部座席車の車両を連結した、そんな車両が誕生するのではないでしょうか。

画像 Wikipedia 花嫁のれん

運賃は、最高が20万程度の車両を開発するのではないでしょうか。

最低でもトワイライトのスイートのように5万円前後で、一部の人が期待する庶民派B寝台車の復活は無いと私は考えています。

画像 wikipedia

 

その理由は、

  • 新車を開発する以上比較的早い時期で製作費用を回収したい
  • 薄利多売の観光列車は安かろう、悪かろうで飽きられてしまう。
    それよりも速度では飛行機に勝てないのであるから、むしろ飛行機やバスと異なり、自由に移動できるメリットを十分に生かすべきだと考えます。
  • バックパッカー等向けの観光列車は、座席主体の減価償却を終えた電車などを改造すれば比較的早い時期に制作費用を回収できると考えます。

バックパッカー向けには減価償却が終わった座席車両による車両を改造して転用する。画像 wikipedia

 

以上のような理由から、次期に登場するのは、富裕層向けではなく一般向けとはいえ若い層ではなく比較的お金を持っている中高年層の利用者を想定した車両を開発してくるのではないでしょうか。(あくまでも、大いなる妄想であることを最初にお断りしておきます。)

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国鉄があった時代 JNR-era

 

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