【旧 七月廿八日 仏滅】白露・玄鳥去(つばめさる)

ゆく雲にしばらくひそむ帰燕かな  ~飯田蛇笏 『山廬集』

 今日は七十二候の第45候「玄鳥去(つばめさる)」。二十四節気「白露」の末候にあたります。ツバメはスズメ目ツバメ科の渡り鳥で一部の越冬ツバメ以外は冬の間は台湾や東南アジアで過ごし、春になるとまた日本にやってきます。俳句では「燕」は春の季語ですが、「帰燕《きえん》」、「秋燕《あきつばめ》」、「燕帰る」などとすると仲秋の季語になります。
 そして今日、9月の第3月曜日は国民の祝日「敬老の日」でもあります。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としています。

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Photo:秋燕

 私の両親は既に亡くなっていますが、妻の母上は今年89歳にしてまだまだ達者。今日は久々に東京から戻ってきた娘や妻の弟夫婦等と一緒に敬老会の予定です。今日の集まりではその母上に次ぐ年長者といえば私になります。まだまだお母様には元気でいてくれないと、今度は私が敬老会の主役になってしまいます。それはまだちょーっと早い、と私は思っておるのですが。

堀越麻央 三十四にて 死にたりき 
老いを怖るる 我が身を恥ぢぬ
  ~林龍三 『塔』 2017年10月号

いのちの旅 日野原博士が 百五年 
老いを怖れし 吾を励ます
  ~同

 既に堀北麻央(小林麻央)さんより30年も長く生きていること、まずはそれ自体に感謝。そして日野原博士のお歳まではまだ40年もあることを思えば、まだまだ私の人生も捨てたものではなさそうです。

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