【旧 二月四日 大安】啓蟄・菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
 一昨日18日、平昌冬季パラリンピックが閉幕しました。オリンピック同様、大会前の予想を上回って大いに盛り上がったのは、やはり日本選手の活躍によるものですね。今回日本選手が獲得したメダルの数は10個。冬季大会としては過去最多です。メダリストはクロスカントリーの新田佳浩(金・銀)、スノーボードの成田緑夢(金・銅)、アルペンスキーの森井大輝(銀)、そして21歳の早大生、村岡桃佳は女子大回転(金)、滑降(銀)、回転(銀)、スーパー大回転(銅)、スーパー複合(銅)(いずれも座位)と一人で5個のメダルを獲得。もちろんこれも日本人初の快挙でした。

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Photo:平昌パラリンピック出場の村岡桃佳選手

何をもて 健常者かと われに問う 
村岡桃佳の シュプール眩し
  ~林龍三

 障害を持った人のことを英語で言うと "A person with disabilities" 。もちろん、失礼のない表現だそうですが、彼女に限らずパラリンピックに出られている選手たちを見ていると "disability" の "dis" は全く不要に思えます。そういえば、パラリンピックの創始者、ドイツの神経学者でもあるルートヴィヒ・グットマンはこんな言葉を残しています。

「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に活かせ」

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Photo:パラリンピックの父、ルートヴィヒ・グットマン博士(1899-1980)

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