「特許を制する者が、種子を制する。種子を制する者が、食料を制する。食料を制する者が、世界を制する」──。

 

ジャーナリストの天笠啓祐氏は、米国政府、モンサント社、ビル・ゲイツ財団などによる
食料支配が進んでいる、と警鐘を鳴らした。「種子を支配するものが世界を制する」――。
この言葉どおり、日本は今まさにグローバル資本に国を支配されようとしている。

 

 

主要農作物種子法(種子法)の「廃止法」が2017年4月に成立したことで、種子法は2018年3月末で廃止されることが決まりました。
種子法は1952年、日本が主権回復してから間もなく成立した法律で、この法律こそが食糧難にあえぐ戦後日本の食料安全保障を支えてきたといわれています。
種子法は米、麦、大豆といった「基礎食料」について、その良質な種子の安定的な生産と普及を「国が果たすべき役割」と義務づけしました。
品質向上のための農業試験場の運営など、国が責任をもって予算を配分し、結果、長期間をかけてコシヒカリのような良質な米が全国で誕生し、今日の食卓に並んでいます。

 

 

遺伝子組み換え食品は日本に大量に輸入され、知らぬ間に食卓に上がっているという事実。
 

普段買い物をする時は多くの人が「遺伝子組み換えでない」と書いてある食品を

 

購入すると思います。

なんとなく「遺伝子組み換え食品」って怖いですからね。

ただ、日本には大量の「遺伝子組み換え食品」が輸入されているのが現実です。

そして、普段「遺伝子組み換え食品」を避けていると思っている人も、

 

実はほとんどの人が知らぬ間に「遺伝子組み換え食品」を摂取しているのです。

このことは、「遺伝子組み換え食品」の市場の90%のシェアを持っているモンサント

 

のホームページに掲載されていました。

 

http://www.monsanto.co.jp/question/03/04/
日本は毎年、穀物(トウモロコシなど粗粒穀物やコムギ)、油糧作物(ダイズ、ナタネ等)を合計で約3,100万トンを海外から輸入しています。
そのうち遺伝子組み換え(GM)作物は合計で約1,700万トンと推定され、日本国内の大豆使用量の75%(271万トン)、トウモロコシ使用量の80%(1,293万トン)、ナタネ使用量の77%(170万トン)がGM作物と考えられます。
年間1,700万トンとは、日本国内のコメ生産量の約2倍に相当する数量です。あまり知られていませんが、このようにGM作物は、日本の食生活の安定に大きく貢献しています。

 

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「遺伝子組み換え食品」は日本の食生活の安定に貢献してくれているらしいです。

 

そして、「遺伝子組み換えを使っていると表示された食品を見たことがないのは

 

なぜですか?」という問いに対しての答えが下記のモノです。

 

http://www.monsanto.co.jp/question/03/05/
遺伝子組み換え作物を利用している製品(食用油、異性果糖(甘味料)、家畜飼料など)の多くが、遺伝子組み換えの表示を義務付けられていないためです。 これらの製品では、組み換えられた遺伝子(DNA)及びこれによって生じたタンパク質が加工工程で除去・分解等され食品中に残存しないことから、 表示が行われても正しいかどうかを科学的に検証できない、という理由で義務表示対象にはなっていません。

 

 



食用油、甘味料に使われているのですから、日本人の99%以上の人が

 

「遺伝子組み換え食品」を日常的に摂取していることになります。

 

 

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