Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

井上雅之展「光の貌」

2017年10月20日 23時18分33秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は新月。といっても星も月もまったく無縁の厚い雲に覆われている。台風の影響もあり、太陽が顔を出すのは、週間予報によれば24日(火)までまだなければならない。

   


 午後雨が上がったので横浜線の成瀬駅(町田市)の「成瀬美術館」に出向いた。先週このブログで紹介した「井上雅之展『光の貌』」を見てきた。
 これまで独特の紫が気に入っていた。深い紫の色調にちょっと添えられた黄色が光の乱反射のシンボルのようで、惹かれていた。それに加えて、昨年から青緑色を背景とした明るい作品が見られるようになった。この色もまたじっと見ていると吸い込まれるような気がする。見ていると紫とは違った意味で、心の中に入り込んでいく。そして楕円のかたちをした黄色とやはり乱反射のシンボルのように添えられた黄色が、強過ぎず、弱すぎずにおさまっている。
 気分的には展示室の真ん中に心地よいソファが欲しくなる。そこで寝入ってしまいたい誘惑に駆られた。


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