こんにちは!
今日は、良い革ってどんな革?
ってことについて書いてみたいと思います。
一般に、革といってもいろいろ種類があります。
高級な革というものに、クロコダイルやオーストリッチなどがありますが、
今回は、牛革にしぼってお話ししましょう。
まずは、ハラコ
牛胎児の毛皮(英語「Unborn Calf」)
母牛のお腹の中で死んでしまった胎児の革
つぎは、カーフ
生後6ヶ月以内の仔牛の皮をなめしたもので、
キメ細かく美しくて柔らかいのが特徴です。
上質な素材と言われるのがこれです。
特に3ヶ月以内のベビーカーフが
最高級素材と言われています。
そしてキップ
生後6ヶ月~1年以内の牛革
カーフと比べるとややキメは粗いが、
その分厚みが増して丈夫。
カーフに次いで上質な素材です。
カウです。
COWね。
生後2年を経過し、出産を経験した牝の成牛。
キメが細かくステアハイドよりも革が薄いのが特徴です。
ステア
生後2年以上の牡の成牛。
生まれて3~6ヶ月以内に去勢されている為、
暴れる事も少ないため傷が少なく、
キメ細かさはキップにも近い質感
厚手で耐久性に優れ、革の大きさは畳2畳分くらい。
最も一般的な牛革はこれです。
最後はこれ。ブルです。
Red BullのBullです^^
生後3年以上経過した牡の成牛。
去勢されずに育った繁殖用の牛です。
厚手で丈夫だけど、キメが粗く傷が多い。
以上の事から、一般的に高級とされているのは、
やはりカーフです。
実際に、カーフの製品を手に取っていただければ、
そのキメの細かさや、肌触りの良さが感じられると思います。
ただし、個人の趣味嗜好もあります。
私も作る立場から、いろんな方に、どんな革が好きですか?って聞きます。
『硬くて、分厚いのがいいな!』とか、
『爬虫類が好き!』とか、
『ヌメっとしたの』など
人それぞれです。
でも、私はカーフの手触りが好きなのです^^
人間でいうと、私のようなおっさんではなく、
ピチピチのギャルみたいな感じかな???
人で例えると、ちょっとニュアンスが違ってくるな。
単なるエロおやじみたいに思われる。。。
まぁ、人で言うなら白くてキメの細かいお肌が好きだけど(^^ゞ
ちょっと話が逸れてきた。
私が作っている作品の素材は、好きなカーフがメインなのです。
革なんて、みんな同じと思ってる人も居られるかと思いますが、
今日書いたように、違うんですよ。
ってことで、今日はここまで。
それでは、次回をお楽しみに!
Majical Works
マコト・インティライミ
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