NPOのシンポジウムに参加

NPOの面談をした後、また、待つ日々が始まった。

代表の方は我々を気に入ってくれていたが、連絡は待てど暮らせどなく…季節は巡っていった。

ある日、一通の封書が届き、ドキドキする。

内容は、熊本県で行われる養子縁組のシンポジウムのチラシと申込書だった。

熊本県というと、「こうのとりのゆりかご」(「赤ちゃんポスト」と呼ばれていた)で有名な、慈恵病院のある県であり、このシンポジウムには、院長の蓮田医師が参加されるらしい。

こうのとりのゆりかご(慈恵病院)

興味はあるが、熊本。遠い。

いや、遠いけど、行けない事はない。特に予定がなく、土日である。

熊本は震災もあったし、一泊して美味しい物たくさん食べて散財すれば、復興支援にも繋がるはずだ。

行くか…!?

「いいじゃん、行こう行こう。」

と、ダンナ即答。

この人の、こういうとこが好きだなぁ…。考えてんのか考えてないのか解らないけど、私が「こうしたい」というと、いつも賛同してくれる。

だから頑張って来れたんだ。

なんかね、最近、本当にこの人と一緒になって良かった~と思ってます。

過去、「そんなに好きじゃない」風に書いていましたが、15年以上一緒にいて、徐々に徐々に有りがたさがしみてきました。

そんな感謝の気持ちを抱いて、私達は熊本に飛びました。