乳は 赤ちゃんにとって 飲みものではなく食事です。
人工乳と母乳には それぞれにメリットがあります
人工乳のメリット
何らかの事情でお母さんが母乳を与えられなくとも
子どもが十分な栄養を取ることができます
母乳のメリット
長期的な変化と 短期的な変化があることが特徴です。
長期的な変化:
初乳 (誕生から1週間ほど出る特別な母乳) から
成乳へと変化します。
母乳はその時その時に 子どもが必要としているものを
与えるオーダーメイドの食事です
短期的な変化:
左右の乳房は独立しています。
片方の乳房の飲み始めから 少しずつ成分や味が変化します。
酸味のあるさっぱり味 ⇒ 脂肪分の多いこってり味
青白い色 ⇒ 黄色っぽい色
この変化によって 赤ちゃんは飲み進めたことが自分自身で
しっかりわかります。 自分の 「飲む」 行為によって
味が変化するという結果を受け取ることができる
応答的な行為 といえますね。
母乳を飲むことは このように赤ちゃんが主体となる
応答作業なので、母乳は欲しいときに欲しいだけ与える
自律哺乳 が望ましいです。
ただし授乳間隔は 最低3時間あけるようにします。
赤ちゃんが主体となる行為 (母乳を飲み進めること、自律哺乳など)は
赤ちゃんが 自分自身に自信や誇りを持てるようになる
自己に対する基本的信頼感 を形成するのを
援助することにつながりるのです。
授乳ひとつとっても 大きな役割が含まれているのですね。
【参考】 ブログ: 授乳の意義と環境作り
よろしければ ご参考ください
LaLa Baby
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