はい、生地探しの旅①の続きです。
(わけが合って記事の字体が揃っておらず、読みにくいかと思います。申し訳ありません。）
カシミアやストールについて詳しく教えていただいた後は、ストックのある生地の見本帳を見せていただきました。
この見本帳たちがすごかった！
創業明治43年ですからね。
年季が半端ではありません。
生地を貼り、その横に書いてある情報、全て手書きです。昔なので当たり前なのかもですが、ほんとうに何からなにまでぜーんぶ手書き。
全部こんな感じでやっていたんだよね～、大変だっただろうな～と。
この見本帳たちに生地の在庫から混用率、単価などの情報が記載してあり、在庫が動けば書き加えていき受け継いで現在に至る。
この台帳に私は感動しました。
こちらは単価などが書いてあります。
生地の見本帳と単価帳に分かれていて、気になった生地は生地番号を基に単価や混用率をチェックしていきます。
実際に目で見たい生地には付箋をつけて、倉庫部屋に行きました。
その２階の倉庫部屋が、実に暑い
手伝ってくださった従業員の方は、「ここはダイエットの部屋です」と言っておられました。そして「おかしいな～今日は一つも見つけられん」と。（笑）
すべての生地をきちんと大切に紙でくるんであるので、生地番号か、巻いてある生地の側面の色や柄で判断して積んである中から引きだします。
特徴のある生地であれば探しやすいのですが、黒やグレーなんかは見つけるのが至難の業なんです。
しかし、暑くて 思考回路が止まる→３人で探しても見つからない→笑うしかない
日頃新陳代謝の悪い私でさえ、汗が流れます。（笑）
私も一応一緒に探しましたが、あまり見つけられませんでした
その後は１階でも探しました。
ほんの一部です。
ちょっと懐かしい雰囲気のチェック柄。
個人的にこの生地が気になっています。自分のために検討中。
今まで行った生地メーカーや生地屋さんではカシミアは全くお目にかかりませんでした。
細川毛織さんの生地はカシミア率がとても高いのです。私が見た生地はほとんど全部カシミアが入っていてその混用率もめちゃめちゃ高かったです。
「カシゴラ」というカシミアとアンゴラが混じった生地もありました。貴重～。
触り心地が良いのも納得です。
したがってお値段もよろしい！悩みます、迷います。
これは、今までのようにとりあえず買っておこう！と簡単にはいきません。（笑）
（そして、カシミアの縫製がなにやら大変らしい・・というウワサも）
検討事項、たくさんです。
気になる生地は他にもたくさん写真を撮らせてもらったり、ストールのサンプルをいただいたりと、とても親切に対応していただきました。
そして、今まで秘密にしてきましたが（笑）細川社長さんにはランチにも連れて行っていただきました。
社長さん曰く「泉大津で唯一行列のできるレストラン！」
食べたものはこちら。
ど、どーん！
そして、こちら衝撃のデカさ。
チキンカツ！
これを揚げていた時、ここから半分に切ったりして分けるのだろうと観察しておりました。
（カウンターに座っていたので調理しているところが見えました）
教えていただいたことだけではなく、細川社長さんのお仕事に対する向き合い方、私へのお心遣いなど全てが私にとって素敵で貴重な経験となりました。
北海道からポツリと出てきた小さなお店の個人事業主にお忙しいなか、丸一日お付き合いをしてくださいました。
お会いした方はみなさん、ファンになってしまうような社長さんです。
（社長さん、１枚しか撮らなかったので目をつぶってしまった写真で申し訳ありません）
お会いできて本当に良かったです。
私、やるな！←自分の事も褒めておく。
少し時間はかかると思いますが、今後のコートなどの販売については色々と検討して行きたいと思っています。
「細川毛織さん、本当にありがとうございました。」
さて、明日は縫製担当の大西さんと秋冬物の打ち合わせです。
本日も最後までお読みいただいてありがとうございました。
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