パワーポジションでのダイナミックロール | バスケ選手のためのトレーニング理論

バスケ選手のためのトレーニング理論

理学療法士の臨床経験やトレーナーの現場経験を活かして、バスケ選手のためのトレーニング理論を追求しています。
独自の理論をバスケ選手や指導者に向けて配信することで、日本のバスケットボール界に貢献していきたいです。





パワーポジションはバスケットボールにおいて様々な基本動作となり、重要であることはこれまでにも述べてきました。





しかし、パワーポジションをとれるだけではバスケット動作には活かされず、そこから効率よく動けることが最も重要となります。





特にディフェンス動作ではパワーポジションから骨盤帯の複合回旋という動きが重要となります。





ダイナミックロール前回し








ダイナミックロール後ろ回し








トレーニングのポイント
・頭部、骨盤帯が中心軸にある
・膝が交互に前後へ動く(左右へは動かない)
・左右へ身体がブレない







股関節は柔らかい方が良いのですが、この骨盤帯のムービングがとれていればディフェンス動作はより効率よく行えます。





これまで指導してきて、ほとんどの選手が導入当初はうまくできません。






ディフェンスドリルの前に行うと、足の出しやすさやステップの強さを得られます。






なかなかできない選手もいるので、その場合には別のトレーニングを準備しています。





それも今後、紹介していく予定ですので今後ともよろしくお願いします!!






理学療法士
Takata Akito