3・11に想うこと~子ども達に伝えていくこと | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

7年目の3・11.。

 

夕べは、北里大学時代

知り合った子が、

たまたま十和田に来たから、

寄っていっていいですか?と

遊びに来てくれて、

お話しこんで、

そのまま泊まっていってくれました。

 

彼女出会ったのは震災一年後でした。

 

震災後、原発の放射能から

子供たちを守らなきゃならないと、

危機感を感じながら活動していた頃、

鎌仲瞳さんの上映会や

世界を自転車で旅する

松本秀樹さんの講演会に来てくれて

出会った子でした。

 

その後も、学生時代は

味噌作り一緒にしたリ、

家にご飯を食べに来たり、

関わっていくうちに、

なんだかもう一人の娘のような、

そんな子です。

彼女から、震災の時の話を

たくさん聞きました。

 

震災後、彼女は被災地をあちこち見てきて、

そこで語られる

被災した方々の話を

話してくれました。

 

おばあちゃんの手を握りながらも、

水に流され、

離れていったおばあちゃんの手。

そんな話をしてくれた女子高生。

 

家族で屋根に上っていたけど

流されてしまいそうで、

でも、たまたま流れてきた船に

みんなで乗り込んで助かったけど、

向こうに小学生が何かにしがみついていて

助けを求めていたけど、

何もできなくて

頑張れ!って励ますしかできなかったけど、

そのまま流されてしまって、

なくなってしまった話とか、

 

何で自分だけが助かったのかと

苦悩する人もたくさんいただろうし、

津波の残した爪痕は

あまりにも大きすぎた。

 

被災した後も、

震災による

関連死が多く、

仮設住宅で、

かつてのコミュニティーが

分断してしまったことによる

孤独感とか、

考えさせられることもたくさんあります。

 

けれども、今、生きている私たちは

そういうことを次の世代に

伝えていかなければならず、

だからこそ、

何気ない日常がどれほど幸せだったかを

改めて感じ、

人の温かさを感じ、

人とのつながりを大切にしていくことが

本当に大切な事なんだと想うのです。

 

そして、残された命を

何のために使うか、

誰のために使うか、

そんなことも

考えます。

 

次の世代のために、

私たちに伝えられることは

何でも、

生きてるうちに伝えていかなければと、

彼女と話していて思いました。

 

そして、

先日は5、6年生のお話し会。

ここの学校の子供たちに

必ず伝えたいお話があります。

 

みんなには、

世界を変える力があるのだということ。

たくさんの可能性があるのだということ。

 

これから先、いろんな道を進むだろうけど、

どれも、間違いはなく、

やりたいことへ続く道は

一つじゃないということ。

 

あなたはあなたで素晴らしいのだということ。

そういう想いを込めて呼んだのは、

「バタフライエフェクト」と、

「ともだち」。

以前の記事で、

高学年の子供たちに

読んだ絵本のことは

記事にしてありますので、

内容はそちらから

ご覧ください。

 

 

 

 

震災が起きたのは、

ちょうど卒業シーズンでした。

卒業して、

新たな道を意気揚々と歩くはずだった

若者がたくさん亡くなりました。

 

これからのキラキラ輝く未来に

胸を弾ませていた矢先に

起こった震災。

 

こんなことになるなんて

誰も想像しなかった。

でも、現実に起きてしまった。

 

残された私たちができるのは、

彼らの分も一生懸命生きること。

 

やりたいと思ったことは

後回しになんかしないで、

今やること。

 

伝えたいことがあったら

今伝えよう。

 

大切な人を、今抱きしめよう。

 

あしたもまた

今日と同じように

朝が来るとは

限らないから。

 

震災の時赤ちゃんで、

おっぱい飲んで、

おしめをしていた息子も

今は一年生。

 

 

午後は松延先生の実験工作に

おじゃましました。

 

2011年、小学校で

松延先生の実験を見てきた子供たちが

3/31のイベントで

今度はスタッフとして小学生や

小さな子たちに実験工作をさせる

スタッフになるんだと聞いて、

成長した子供たちの姿を

見させてもらいました。

 

松延先生の前に座っているのは

その高校生。

松延先生の横でのぞいているのが

1年生の息子。

こんな風に実験を楽しんだ子供たちが

今度は教える立場になる。

 

2011年と、2018年。

時間を越えたような、

そんな一日でした。

 

 

 

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