益田市の飯浦港の「松島」


益田市の飯浦港に「松島」と呼ばれる大岩があります。この岩肌には、松がたくさん生えているので「松島」というのでしょうか!?
ところで、この松島の頂上には、かつて「磁石岩」とよばれた岩があったそうです。
磁石岩は磁性をおびた石英斑岩で、その磁力は船舶の方位磁針をくるわせるほど強かったということです。

松島 益田市飯浦港

撮影日は2014年9月7日夕方。松島に日の光がスポットライトのようにあたってたのが印象的でした。「松島」は「島」とありますが、車ですぐそばまで行けます。現在、とても崩れやすくなっていて、近寄れないよう柵が施されていました。

益田市飯浦港の松島(海側)

※海側から撮影した「松島」…こんなゴツゴツした岩肌のわずかな隙間とその養分でも、しっかり生きている岩場の松って本当に凄いとおもいます…いつも♪

現在の「松島」の磁性(磁力)について


現在、「松島の「磁石岩」の磁力(磁性)は失われている。」とガイドブックにかいてあったので、真相を確かめるため地元(飯浦町)の方にお話を聞いたところ。
「ありゃぁ(磁石岩)は松島から落ちたそうじゃ」とのこと。

MAP・場所(航空写真):松島(益田市飯浦町)



この画像をよく見ると、「松島」はかつては「島」として存在していたのかもしれませんネ♪

最後に、今回の「松島」を人形峠の駕篭立て付近から撮影した画像を掲載しておきます。
松島 益田市飯浦港 人形峠より

(「松島」の「大きさ感」をつかんでください♪)

編集後記※益田市で「磁石岩」といえば…

磁石岩といえば…
益田市で磁石岩といえば、今回の飯浦町の松島、そして鑪崎が有名ですよね。実は、もう1ヶ所「比礼振山(権現山)標高359m」の頂上にも「磁石岩」はありました。(「磁石岩」と書かれた「看板」があった事を覚えています。)
今は岩ごと無くなってしまってますが…