本題 :それでも愛であるから-永遠に在りて在るもの(上巻&下巻
出版社;(株)コンフォート
著者 :MARTH
を読みました。
MARTH氏はヒーリング音楽家で、多くのCDを株)コンフォートから出しています。
今回のこの本は、禅の空や悟り、海外で言われるノンデュアリティー(非2元)やワンネスについて、言葉で説明するのが非常に困難なことに挑戦して書いています。
例えば、上巻P31ページには
この世が物質映画であることが本当で、肉体が自分でないことがわかれば、そして真の自分はその背後にある一種霊的なものであることが知られ、それらが愛(一体性)の性質を持つのなら、きっと人類は、至福と平和と永遠性まで手に入れられるかも知れません。
また、下巻にはトラウマについても書かれており、P145ページには
それは自分が愛であり、神であるからのためなのですが、この世はうまくできていて、ひとつである万物から突起すれば突起するほど、あらゆる問題を自分に引き寄せて、あらゆることを苦しくさせて、あらゆることがダメになってしまうというのは、この愛の世界の法則であり、自分は愛そのもの、ワンネスそのもの、真我そのもののために、自分自身が神であり、残念なことですが、それが自分に気づかせるために罰してしまうのです。
仏教のお経、経典なども同じようなことを言っていますが、非常に難解です。
勿論、空など言葉で説明不可能なので、色々な面から少しでも伝わるようにという努力の跡が見られます。
とてもいい本だと思います。
次の(株)コンフォートのヒーリングミュージックのサイトで、少し立ち読みができます。
https://store.oneworld-w.com/?pid=117390029