【背中で指ひっぱり体操】の感じを表現してみる

:『≪【肩コリ解消】を目指さない≫肩コリをゆるめる方法』セルフチェック①

 

【肩コリ解消】よりも

自分で感じる「からだ」感覚の方が大事だ

ーと書きました。

 

すると、

じゃあ、お前の場合はどんな感じなんだ?

―と訊ねられそうです。

そういう訳で私自身の感じを

書いてみたいと思います。

 

「からだ」感覚を出来るだけ丁寧に追ってみる

まず、【背中で指ひっぱり体操】:体操①をした際に、

私が受ける感じを出来るだけ真っ直ぐに表現してみます。

中指をひっかけて引っ張り合いをすると

肩から背中の筋肉が動くのがわかります。

引っ張り合いなので姿勢は不動なのですが、

力が背中で拮抗して攻めぎ合っているのがわかります。

この力は、

中指から始まり

肘の後ろ側を抜け二の腕の背面をまわりこみ

肩甲骨を越えて

背中の中心に向かって

力が通過していくのがわかります

この力が通り抜けていく時に、

肩や背中でつかえていた重たい感覚を

溶かしていくような気持ち良い感じがあります。

この状態を維持していると、

肩~背中につかえていたものが段々と減ってきて、

軽くなってくる感じがしてきます。

この軽くなる感じに合わせて、

指をほどき腕を脱力させて

上肢をダランと垂らすと、

腕の重さが肩や背中を引っ張り下げ

さらに余分な力が抜けます。

ぶら下がる腕の重さを

ゆっくり味わうかように

脱力してしばらく待っていると

肩や背中に

温かくて気持ちの良いものが

じわじわと染み込んでいくような感じが

広がっていきます。

おそらく、

【血液が流れ出す】

のだと思います。

このじわじわがしっかり広がりきって

淡くなって感じなくなると

その時には、

肩の痛みやコリが

既に軽くなっています。

力が通り抜けていく感じのない場所や

じわじわが広がってこない場所の

コリや痛みは残ることが多いです。

そういう時は、

引っかけた指を引く向きや

胸を向ける位置や方向等の

向きを調整して

力の通り抜けていく通路を

再調整をして

コリや肩コリにピントを

合わせて行います。

すると、残った部位やコリを

ゆるませることができます。

 

これを繰り返していくと

コリや違和感の範囲や強さを

段々と減らしていくことが出来ます。

また、

肩のコリや緊張が弛むにつれて

息がしやすなるのを感じます。

 

【肩コリは呼吸と関係がある】

 

のが体感として感じられます。


たまに

じわじわが通りすぎた後に

軽いジーンとした痛みが出てくることがあります。

 

この感覚も

 

【血液が流れることによって

 痛みが表に出てきた】

 

ーと表現できそうです。

なぜ、そう考えるかというと

【背中で指ひっぱり体操】を行う直前の

セルフチェックをしている段階で、

その部分が

普通の状態ではないな」と

既に感じているからです。

 

その「からだ」感覚からは、

周りが弛んだり、

筋肉のバランスが変わって、

たまっていた歪みがせりあがってきた

―という表現がピッタリだと感じるというわけです

こういった後から現れる痛み等も、

毎日、歪みを追いかけるように

意識しながらやっていると

段々新しい痛みは出なくなってきます。


「からだ」感覚でつかんだ【背中で指ひっぱり体操】の特徴

さて、そんな風に自分でやってみて感じた

【背中で指ひっぱり体操】の特徴と思われる点を

独断と偏見で上げてみます。


  • コリのあることが多い僧帽筋、菱形筋といった筋肉を直接刺激して気血を巡らせコリを弛めることです。

  • 閉じていた胸を開いて息を寛がせることです。

  • コリを起こす背景に潜む因子には直接は届いない

  • 対症療法的な手段だとは言えると思います。

  •  

 

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