今日も快晴のブランシュ地方・・・
満開のハナミズキの足元でピンクのチューリップ“ダブル・シュガー”も咲きました!
左の黄色“クリームアップスター”も八重咲きですが、それよりはるかに多い花弁数。
中心のクリーム色から濃い目のピンクのグラデーションの個性派です。
玄関脇の小さな花壇では、これまた変わった形のチューリップが咲きました。
変形の八重咲きで、グリーン、クリーム、イエローにピンクと複雑な色・・・
そばに挿しておいたラベルが朽ちて、肝心の名前のところが読めなくなってしまい・・・
名前は不明(その後“あけぼの”と判明)
薔薇“ジェーン・オースチン”の足元は、オーソドックスな形の子・・・
ご近所さんには、「やっぱり、こういう普通のチューリップがいいわ!」と言われてしまいました。
昨日買って来た「趣味の園芸5月号」は、薔薇特集!
内容によって買ったり買わなかったりですが、
5月号は、毎年買ってしまいますね!
ロザリアンおすすめの品種の紹介や、栽培のコツなど、内容は盛りだくさんです。
私の目に留まったのは、「バラの花びらで作るジャム」の記事。
ジャムが作りたいわけではなく、
ジャムを作るための無農薬栽培の方法。
ここで紹介されている方は、3日に1度の“竹酢液”を散布しているそう。
さらに、アース製薬の広告ページ「安全な薬剤の効果的な使い方」では、
ハーブや野菜に殺菌殺虫効果のある「やさお酢」という商品が紹介されています。
お酢が殺虫殺菌剤になる??
そのメカニズムを改めて調べてみると・・・
植物の病気や害虫の主な原因の一つが「窒素過多」。
植物の葉や茎を作る栄養素として必要な窒素ですが、
過剰な窒素が菌や虫を招き、病害虫に弱い薔薇になってしまいます。
先日TVで紹介されていた「米の自然農法」・・・
有機肥料も含めて肥料は一切与えず、農薬もまったく使用しない米作りは、
目からウロコでしたが、
そこでもキーワードは「窒素過多」でした。
薔薇の場合は、ある程度の肥料は必要でしょうが、
与えられた窒素をしっかりとアミノ酸に変え、
たんぱく質を合成するためには有機酸が必要
これが不足すると、
消費しきれない窒素が過剰になるのです。
有機酸として働くお酢・・・
窒素過多を防ぐために有用なのはそのためです。
「木酢液が効くらしい」という話は、ずっと以前から耳にしていましたが、
根拠もわからず使い続けることには抵抗があり、(その時にちゃんと調べればよかった!)
途中でやめていました。
でも、ここで改めて“酢パワー”を信じてみようと思います。
“やさお酢”は、そのまま使えるのは便利だけれど、
1リットルなんて、うちの薔薇の量では、半分も撒けないで終わってしまいます。
調べて見ましたら、“食酢”で大丈夫とのこと。
人間が口にするものですから、安全性にはまったく問題なし!
300倍に薄めて、展着剤を混ぜ、さっそく噴霧してみました。
昼夜の気温差が大きい今の時期、うどんこ病も発生しやすくなりますが、
これで効果あるといいな~!
(薔薇の栽培方法については、まだいろいろ試行錯誤中ですので、
効果のほどは???
採用は、自己責任でお願いします。)
リンクを貼っておきます⇒http://rose-festa.com/public-square/?p=2737
散布後は、「あら、このお宅、今日の夕飯はお寿司かしら?」っていう感じになりましたが、
1時間もすれば、気にならなくなりましたよ!
お酢嫌いの夫が寄り付かなくなる心配もありません!(笑)
さて、バラの開花レース・・・“モッコウバラ”に次ぐ2位は・・・
今年も“スパニッシュビューティー”・・・かな?
他の蕾はまだ硬いけれど、1輪だけフライングで!
私流に言うところの、“サンプル咲き”!?
酢…じゃなくってス「今年はこんなんでいかがでしょう?」
(“ス”はスパニッシュビューティーの略ですよ!
私のブログを見てくださってる方ならお分かりですよね!)
オマケ・・・
昨日の朝上げたカリカリ(半日分)が夜まで残っていたため、
「日曜の夜」と決めた缶詰は、今朝になりました。
これも一気には食べず、半分残し・・・
相変わらず小食のブランシュ。
ブ「栄養の摂りすぎはよくにゃいです! おかあさんも気を付けてニャ!」
うぅ!痛いところをついてきますね!
糖分、脂肪分の摂りすぎは万病のもと・・・
腹八分の食事を心がけ、強い体を作る・・・
人間も植物と一緒ですね!
そうそう、「耐病性があり育てやすい」とされる“ピエール・ドゥ・ロンサール”ですが、
何年か前からひどい黒点病に悩まされるようになってしまいました。
「たくさんの花を咲かせるための肥料を切らしては・・・」と、
せっせと肥料をあげていたのが原因だったようです。
花のためには肥料が必要ですが、窒素分の少ない肥料を選ぶなどの工夫も必要ですね。
O型の大雑把な性格のせいか、結構テキトーにバラ栽培をしていた私・・・
まだまだ勉強が必要です。