ゲーテ「ファウスト」2ー8 | 世界文学登攀行

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世界文学の最高峰を登攀したいという気概でこんなブログのタイトルにしましたが、最近、本当の壁ものぼるようになりました。

P351-400


ゲーテの「ファウスト」は下に行数というのが記載されている。
ついに一万行に達した。なかなか感慨深いものがある。


ここでのファウストとメフィストーフェレスの会話は、何か深い意味がありそうなんだけどね。
やっと指がひっかかりそうなところだと思ったけれど、やっぱりよくわからない。
惜しいとこまでは僕も来ていると思うんだけど。


せっかくここまで頑張って読んだのに、読後に解説を読んでわかった気になるのは一番いやだなあ。
テーマが広大すぎて、踏み込んでも踏み込んでも、端まで手が届きそうにない、という感覚も一つの経験だと思うことにしよう。
あれだけ評価されているんだもの、なにかあるわさ。と、思うしかないわねえ。


まだ読み終わってないけど、ずーっとそんな気分。