2016年6月8日水曜日

撤回




突然、介護施設の方から支払いの件で連絡がありました。




母へのお悔みの言葉の後に、利用料の引き落としが出来なかったので、


振り込みか、取りに伺いますが、どちらがいいですか?との事でした。




今思えば、仕方ないのかな。とは思うのですが、



訃報を知った段階で、連絡1本さえくれれば、それでよかったんです。


家に来て線香をあげる必要もないですし、連絡以上は何も求めてませんでした。


決まりだか何だか知りませんが、お悔みの連絡を拒絶する人なんていませんし、


そういう心遣いこそ、大切なんじゃないか。と思ってたので、


先方から、請求書送付に便乗しての、お悔みの文章と言うのが、


侮辱されたような気がして、怒りが治まらなかったのです。







直接支払う旨伝えたので、翌日家に来てくれました。



もう家に一歩でも入れるつもりは無かったので、


玄関先で対応し、お金を早速渡しました。


用意して下さった花を渡そうとしてたので、即刻拒絶し、


もう支払い手続が済んだら、お引き取り願うつもりでした。






こんな事をして欲しい訳ではないので結構です。

直接訃報のご連絡はしませんでしたが、知っていたのであれば、

訃報について連絡1本あれば良かっただけです。

なのに、いきなり請求書に同封された、ついでの文書じゃ母が侮辱された気分です。





もう、感情のまま、正直にぶっちゃけて言いました。


こんな事、人に向かって言うのは初めてでした。




 

担当の方は、こちらからは連絡出来なかっただの、


経理担当にこの書面を出す事は...等、


弁明をされてましたが、それならなぜ今頃になって?


と言う気持ちばかりが出てしまい、困らせてしまう事になりました。







せめてお線香だけでもお願いします。ダメでしょうか。




そう言われ、ハッと我にかえる事ができ、


自分は何を言ってるんだ。と思い、お通ししました。





今、思うと、母が病院に搬送された4月から今まで、


ずっと張りつめた状態のままで、通夜、告別式、そして墓地や香典返し等の様々な手配をし、


毅然とした対応を迫られて、自分自身の中で何も気持ちの整理もつけられず、


そんな中、今度は父とのイザコザからの入院と、もう精神的に参ってたんだと思います。





そう説明し、失礼をお詫びをしました。



最後は頑張って下さいと、握手して帰られました。

 
薄情どころか、感情を丸出しにしても、母に手を合わせて下さって、


今となっては、本当に感謝しています。





長いお付き合いだったので、時には親でありながら、子供のようでもあり、


また友人でもある、そんな変な親子関係を見てきて下さった方ですので、


多分、自分の気持ちは理解して下さってると思います。


とはいえ、こういう事態に慣れてないので、感情を全部出してしまって、


みっともなかったと、反省しています。




改めて、ここで言わせて頂きたい。


今まで、母を看てくださり、本当にありがとうございました。







父の方は、良くはなってるものの、まだ抗生物質の投与もあり、


かつ、体力がかなり落ちてるようで、トイレから戻るだけでも、


小休止が必要になってるので、まだ退院は無理そうです。


仮に退院できたとしても、四十九日の法要には、体力的に難しいかも知れません。




そんな体力で家に戻ってこられたら困るし、


ならば、これをいい機会として、アル中病院へ転院でも。


なんて、作戦を密かに考慮してます。



ここ数年花を付けなかった我が家の紫陽花
















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2 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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    と言っても入れ方がわからないんですが~

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