緑の丘と蒼い空 5-③ | 櫻葉小説~嵐と一緒に日向ぼっこ~

櫻葉小説~嵐と一緒に日向ぼっこ~

櫻葉・大宮中心の妄想BL嵐小説を書いています。
かなり偏った内容になっております。
ご理解のあるかたのみご覧ください。

たまに日常のこともつらつら載せてます。


※無断での話・内容転写利用禁止
※アメともピグともは受け付けていません

ぼくがご主人様のまわりをうろついても

話しかけてこないし

 

そんな中、奏くんがやってきたんだ。

今さっき

帰っちゃったけど。

 

そうしたら

また、ぼ~っとしてるご主人様

 

 

大丈夫かなぁ・・・・・。

 

時折ぼくのことを気にしてくれて

少し前、バナナをお皿に出してくれたけど・・・・。

 

そのあと仕事はしてるけど

なんとなくいつものご主人様じゃない・・・そんな感じ。

 

 

 

しばらくして

「お湯の準備・・・しよう・・・」

急にご主人様が立ち上がった。

 

やっぱり来るんだ。

予約なしのお客さんが・・・・

 

 

いつのまにか

風向きが変わった

 

確信にかわる

 

 

あの人が来る・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてバスルームの用意が出来た頃・・・・

 

やっぱりあの人がやってきた。

 

 

「いらっしゃい・・・

最近眠れてます?」

ご主人様が言って

 

「なかなかね・・・・

予約してないけど・・・・」

 

「もう入れますよ。どうぞ」

そう言って2人が移動し始めた。

 

 

2時間ほど

ゆっくり浸かって

 

なぜだか

ご主人様はその間、一緒にバスルームへはいったまま・・・・・・

 

いつもなら

お客様のくつろぎ時間は

邪魔しないように

その場を離れることがほとんどなのに・・・・

 

お客さんと一緒にバスルームで過ごすお主人様

 

一脚の椅子に腰かけ

ただただそばにいるご主人様

 

ぼくはご主人様の肩に乗るんだけど

ゆったりした空間の中、

湯船から立ち上る湯気とか

浴室の匂いとかでだんだん気持ちよくなってしまって

5分としないうちに寝ちゃうんだ。

 

 

 

 

「ありがとう。また来るよ」

ぼくが目を覚ますと

お客様は帰り支度を始めていた。

 

 

 

「これ・・・どうぞ」

ご主人様がオリジナルブレンドしたアロマオイルの小瓶を渡した。

 

 

 

「今夜は眠れそうですか?」

 

 

「ここなら眠れるんだけどね・・・・・」

 

 

その人は困ったように言う。

 

「また来てくださいね」

ご主人様が言うと

 

 

「ありがとう」

 

そう言って

そのお客様は帰って行った。

 

 

 

名簿には

『寝不足さん・・・2時間』

とご主人様が書き記した。

 

 

 

そのあとのご主人様は

なんだか心配そうにいつまでも外を眺めていた。

 

 

 

大丈夫かなぁ・・・・・。










つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 







いつも来てくれてありがとうございます・・・


『いいね』 『コメント』はいつでも(過去の記事・お話)大歓迎です。

めちゃくちゃ励みになります。

(すいませんが、コメント返信・メッセージ返信は出来ないのでご了承ください)


※アメンバー募集は現在行っておりません


※読者登録をする方へ

無言での読者登録は嵐ファンか判断できない場合があります。

判断が難しい時は承認しかねるので、コメントかメッセージでご一報いただけると助かります