しあわせの楽園・・さと輪Ⅹ | なうのこたつ保管部屋

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大好きな彼らの記憶を残しつつも、趣味な物語や日記、旅行記などを書いてる部屋です♪


【※無断に話や内容転写利用、画像利用はお断りします。別公式小説サイトにてオリジナル名にて上げています】

このお話の始まり↓
しあ楽1.


初めての智輪↓
さと輪Ⅰ


おさらい
さと輪Ⅸ

途中に
(特)として
なな潤のお話が入ったりします







・・・・




さと輪Ⅹ





約束をした
オレと過ごす間は朝飯も
昼飯も夕飯も忘れない事



深夜遅くまで作業している音が聞こえる



それでも規則正しい生活にしなきゃ、いつかさとちゃん身体が悲鳴を上げる気がして




「 でもなぁ眠くて食えねぇぞ・・ 」



寝癖でさらに髪がふわふわになってる



昨夜買い物をして来た
母ちゃんが好物だってリストアップしてくれてて



食費は好きな物を買って良いと渡されている




「 あのソイラテあるよ 」



「 ・・ 後でのむ・・わ 」



あぁソイラテじゃその程度かぁ
まぁ飲み物だもんね



じゃあ・・



「 ヨーグルトあるよ?隣の駅にあるすげぇ美味い店で買って来た 」




「 ・・すげぇ美味いの? 」



おっ!毎朝食べるって言ってたもんね
だからたまには特別的なの買って来たんだ



それでも後でって
枕に顔を埋めてしまった



よし!最後だ
最後の美味しいヤツ

ネットで取り寄せたんだもんね



「 もうね解凍してるよ、カツオ!! 」



「 カツオ・・解凍・・ 」



「 さとちゃん来ないと、オレが全部食べちゃう!!何てたってお取り寄せだもん 」




背中にそっと乗って起こしていたけど
その言葉を合図にし、さとちゃんから離れた



ブラインドから柔らかで
まだ冷たい朝の陽射しが入り

暖房もつけず加湿器だけが室内をやすらぐ香りで癒している




大きな鍋に水を入れ
真空パックになったカツオ一本


魚その物じゃないけど、すぐ食べれるように切るだけにしてある




起きないなら・・
もう一人で食べちゃおうかな


なんて
やっぱり閃きは深夜の静かな時間なのかもしれないけど



体内時計はきちんとして
家族と美味しい物を一緒に食べる


それが翔の言葉で
オレ達家族がいつも守っていた約束


潤もさとちゃんも、その家族のひとり


オレだけが思っていたんじゃない
ふたりが訪れてくれる時には当たり前のように凄し眠り


そして食事も一緒だった



こちらの生活は時間の流れが見えるように違う、夜だって恐ろしく早く来て



少し眠ってしまえばもう朝に




「 それ貸して 」


「 あ・・ 」



まだ眠っていると思っていた、なのにコーヒー牛乳の色をした腕がオレの持つパウチを横取りする




「 このまま食うより、少し炙った方がうめぇだろ 」




どこからか手持ちのガスバーナーを持って来て菜箸に軽く刺す。そのまま焦げ目が満遍なくつくように



チリチリと音をたて、カツオの皮は黒く焦げ目を浮き上がらせる



同時に良い香がして
思わず先ほど確認したけど、ご飯が炊けているか確認しに行った




「 飯も炊けてるよ! 」



「 これ良いカツオだなぁ、全然生臭くない 」



匂いで分かるのも凄いけど
久しぶりに見た包丁の使い方も上手くて



「 ねぇオレも包丁使えるかな? 」



ハンバーグを作ろうかと買って来ていた玉ねぎを知らぬ間に見つけ、薄く皿に敷いてからカツオの切り身を並べてる




「 料理も、絵も、何でもやればやる程に良い。手が思うように動き始めるから 」




そっかぁ、オレのバイトのイメージが少し固まり始める。絶対に料理関係にしてさとちゃんを驚かせてやる!!




ふたりでテーブルに向き合い食べたカツオはとても旨くて



オレが準備した食材で
それはさとちゃんが買わせてくれた物だけど



それでも食べてくれて
血や肉になり

沢山元気になってくれるのを見ると年上だけど嬉しくて



「 また買ってくるね! 」



意気込むオレに、
視線を近くに置かれた
ソイラテとヨーグルトへと向けるさとちゃん




「 お前・・
どう見ても違うだろ今これは 」



「 だって好きじゃん 」



好きだけど別々にしてよ



優しく笑うと、もう一度美味いなって最後の一切れをオレの皿へとくれた




















・・・・つづく




おはようございます♪


雨が降る今朝
寒いでございます


今から
いやこれが上がる頃には
9時から!玉子一パック100円!!って


チラシを見たので
買いに行ってます笑


だって今玉子高いんだもん


使うけど
節約する部分はしないとね!


また帰って来たら
お焼き作って起こしてあげよう

ゴウボウか
食べやすい具材でつくろうかな



新しい嵐のアルバム
メンバーのそれぞれの声が

メロディよりも先に聞こえて
なんていうんだろ

もちろん音楽が聞こえるんだけど
それよりも智くんの通る声とか

ニノくんの高い声
相葉さんの甘い声から続く潤くんのリズム


翔くんの低い声に
ワクワク出来るアルバムで


聞いていると
音楽なのにおしゃべりしてるような

アカペラに聞こえるような
メロディよりも声が入って来るの


嵐ってすごい
もちろん支えるスタッフさんのもあるけど

進化して
進化は努力なんだって


良いアルバムだね
聞いていると幸せになるよ


では今日も良い一日を
カツオ食べたい・・



なう




・・ 


これからゆっくり
オレ鳴やzero
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
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