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前回、オイル入りとはいえあまりにレモンのシフォンがおいしかったので、
勢いに乗ってノンオイル米粉レモンシフォンに挑戦。

■材料
・全卵S玉5個(卵黄67g、卵白153g)
・米粉80g
・グラニュー糖(100%甜菜糖)65g (すべて卵白用)
・レモン汁に豆乳を足したもの70cc
・甘酒(ノンアルコールのストレートタイプ)10g強
 ※甘酒は、水分を切って麹のみにしたものを用意。

■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備. ・米粉をビニール袋に入れ、ふって空気をふくませる。
     ・豆乳を人肌程度に温めておく。
     ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。
     ・レモンは絞って、皮を薄くおろしておく。

1.
卵黄のみまずとろりとするまで混ぜる。
  そこに甘酒、レモン汁+豆乳を入れ、軽く混ぜてから
  さらに、米粉を入れ(ふるわない!)
  ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  

     (すべて目の細かい泡だて器で)

2.メレンゲを泡立てる。用意した砂糖全量を3に分け
  投入しながら、そのつど泡立てて、メレンゲを作る。

3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 

  ・メレンゲのキメを整えるため、泡だて器で10回ほど混ぜる(泡締め)
   (ダマはなくす)
  ・卵黄生地にメレンゲをひとすくい入れて、
   メレンゲの白い筋が見えなくなるまで、混ぜる。
   (これは捨てメレンゲというそうで、泡が消えてしまってOK)
  ・卵黄生地を残りのメレンゲに投入し、
   二つの生地をまず泡立て器を使って10回ほど和えたら、
   ゴムベラを使って生地を返しながら、混ぜる。
   ボウルも少しずつ回転させる。
   (既に泡だて器で混ぜることでダマがけっこうなくなっているので
    ヘラでは生地を残っているダマを探しつつ、
    生地を滑らかにするのが目的。手早く混ぜることが大事)
   そんな混ぜ方をひたすら80回ほど繰り返し、今回の生地が完成。

出来上がった生地。



けっこう混ぜたのに、けっこうもそもその生地・・・
でもすでにダマもなくなっているので、ここで混ぜ終了。


4.いよいよ型に流し入れ。

今回は卵がとても小さかったので17cm型で。


お、ちょうどいい量。

型をゆすって平らにし、トントンと机に打ち付け、
さらに念入りに空気を抜くため、
菜箸を刺しジグザグに2周回し、完成。


5.170℃に予熱したオーブンで、30分焼く。

焼き上がり。



膨らみはそこまでではないものの、焼き色が美しい!!!

今回も冷ました後、冷凍庫で一晩寝かせて型外し。


ホール



やはり表面の生地が少々ぼそぼそではあるものの、
なんとか取り出せた。


■実食

一言所感:ノンオイル初回にしては・・・!

◆見た目★★
☆☆

 ・膨らみ・・・△
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・△


◆味  ★★★☆☆

 ・これが想像以上においしい!!!
  やはりレモンを皮も果汁も使っているだけあって
  とにかく素晴らしく爽やかな酸味。
  ちょっと甘みが多かった気もするので、次回は砂糖-5gでいいかも。

◆食感 ★
★★☆☆
 ・しっとり・・・○
 ・ふわふわ・・・△
 ・もちもち・・・

 →これが、びっくりするほどノンオイルなのに、しっとり!!!
   初回からこの出来は予想していなかったので、
   食べて、ちょっと小躍りしてしまった・・・(笑)
   それほど美味しい!生地がちょっとギュッとなっている分、
   ふわふわ感は△だが、その分米粉特有のもちもち感が生きていて
   想像以上の出来!
   ちなみに、夫がオイル入りと間違えるほど、しっとりしていました!


■失敗と教訓
・この分量を活かし、もう少ししっとりを目指す。
  →正直、初回からこの出来になるとは、驚き。
   もちろん細かいことを言えば、色々改善の余地はあるが
   それでも、これまであんなに失敗していたレモンシフォン・・・
   ノンオイルで最初からこの出来になるとは、夢にも思っていなかった。
   

次回以降は、卵の量に応じて他の分量を変えつつ、
もう少ししっとりできる方法はないか、探求します。

いや~、美味しかった。本当に。
今年の夏に、希望の光が見えました。
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