お店で、お姉さまから出前をお願いされることがあります。
寿司などが定番なのでしょうが、○ビなあたしは、
お応えできるメニューが限定されてしまいます。
よくあるのが、焼き鳥とかピザとかですが、
時にはケーキなども(夜の街は、何でも深夜営業です)。
昨晩も、
「ねえ、なんかとっていい?」
既に0時を回っており、あたしも、若干の空腹を感じておりました。
お店終わってから、ラーメンでも食べようか思っていましたが、
ここで済ませてしまいましょう。
「いいよ。何?」
「そうねぇ、じゃ、お好み焼き」 (お、少なからず腹応えありだな)
「オシ、じゃあ2枚!」
「ホント!ラッキー」 (ラッキー?)
お姉さま、早速ご注文。
「豚玉1枚とー、・・・・」
カーテンの向こうから、電話の声が聞こえます。
(あの豚玉、バラ肉の脂が絶妙なんだな)
頼んでしまうと、空腹度が急激に上昇です。
どなたかのカラオケを聴きながら、
もう、お好み焼きのお腹です。
「まいどー」
おおっ!待ってたよ!!
ブタタマ、ブタタマ~ (^^)
早く持ってきてね、お姉さま!
心なしか、ソースの香りがします。タマラン。
お姉さまが戻ってきました!
ん?手ぶら?
きっと、綺麗なお皿に載せ替えて、
あたしの好きなマヨネーズも増量してくれてるのね。
ところが、閉店間近になっても、お姉さまはドラマの批評ばかり。
オイオイ、あたしの豚玉は~!?
「ねえ、お好み焼きは?」
「もうバッグに入れたよ。明日の朝、頂くね。ありがとう!」
Σ(゚Д゚)
コンビニでお好み焼き買って帰りました。