vol.273
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河村歯科クリニック受付のこまるです
痛みがたいしたことないから
歯医者に行く時間がないから
そんな理由で虫歯を放置していませんか
虫歯の放置
歯周病
親知らずの化膿などは
全身疾患に大きく関わり
最悪、死に至るケースがあります
また、虫歯が進行すると
治療費が高くなり
治療にも多くの時間を要します。
早期発見、早めの治療を心掛けましょう
では虫歯を放置したらどうなるのでしょうか
歯に虫歯で穴が空く
歯が虫歯菌によって溶かされると
冷たい飲食物を飲んだり
甘いものを食べたりすると歯がしみる
などの一般的な虫歯の症状が現れます。
穴が深くなり、バイ菌が歯髄(歯の神経)を侵し始める
虫歯が歯髄に入り始めて歯の内部で炎症を起こすと
夜眠れないほど痛みがひどくなります。
この状態を歯髄炎といい
熱い飲み物や食べ物もしみたり
何もしていなくてもズキズキと強く痛み出したりします。
ほとんどの人はこの痛みに耐えかねて
歯科医院を訪れることになります。
感染病巣が顎の骨の中にできる
歯髄が完全に腐って死んでしまうと
一時的に痛みは治まってしまいます。
しかし
この間、バイ菌は根っこの中を通り
根の周囲に病巣を広げます。
根の周囲が膿んでくると
鈍い痛みや疼くなどの症状が出始めます。
この状態を根尖性歯周炎といいます。
歯髄炎で歯の治療を始めても
途中で中断してしまうと歯の中でバイ菌が繁殖し
根尖性歯周炎になります。
強い痛みはありませんが
顎の骨の中でさらに膿が溜まってくると
大きく腫れたり
熱が出るようになります。
顎の中で化膿が拡がる
顎骨の内部は骨髄と呼ばれる
スポンジ状の柔らかい組織で
ここでバイ菌が広がると
骨が腐り始める場合があります。
これを骨髄炎といいます。
さらに骨髄には血液が流れているため
バイ菌が混じり血流に乗って全身に
バイ菌が運ばれるようになります。
これを菌血症と呼びます。
血液を介して全身にバイ菌が広がる
血液中には免疫機能を担う白血球がいますので
通常はバイ菌が侵入してきても
感染が広がることはありません。
ですが
糖尿病などの基礎疾患があったり
栄養状態が悪かったり
疲労の蓄積していたりすると
免疫力が低下し
白血球による防御が十分になされない場合があります。
バイ菌が心臓に到達し
心臓内部で広がって炎症を起こすと
感染性心内膜炎になります。
脳に到達すれば脳膿瘍(脳が膿んでいる状態)など
命に関わる病状をきたしたケースが報告されています。
そして敗血症へ
新たな飛び火を生じなくても
元の病巣から血液中にバイ菌が供給され続けると
やがて免疫機能が破たんし
爆発的にバイ菌が繁殖して
血液が腐った状態=敗血症
となってしまう場合もあります。
こうなると手の施しようがなく
不幸な結末を迎えることになります
痛みや腫れがあるのを何度も我慢し
感染が広がった段階でも治療を行わないでいると
命にかかわるリスクが生じる可能性があります
その事を知っておいてくださいね。
その他にも心筋梗塞や心内膜炎を引き起こしたり
高齢の方は、肺炎を起こす事もあります。
進行した虫歯の治療は
治療費が高くなるだけでなく
通院回数も多くなります。
治療に1年以上かかることもよくあります。
その間治療費はかさみ、治療によっては数十万円、数百万円ということもあり得ます。
虫歯を放置するればするほど
治療方法が限られて選択肢が無くなります。
早めに治療しておかないと
歯を抜くことになったり
他の歯に虫歯がうつったりもします。
虫歯を放置しておいて
自然に治ることはありません。
歯の掃除を兼ねて
歯科医院にて3ヵ月に1回ほど検診を受けることが
虫歯ができてもひどくならず
通院回数もかからず
治療費も少なくてすみます。
定期検診こそが、一番の対処方法なんです。
だからこそ、河村歯科クリニックでは
定期的な検診を受けることを推奨しているのです。
この記事を読んで
検診に行きたいと思っていただければ幸いです。
お気軽にお問合せください。
広島駅から徒歩4分
河村歯科クリニック
〒732-0828
広島市南区京橋町1-3赤心ビル1F
TEL:082-263-6480
※当医院は予約制ですが新患、急患は随時受け付けております。
予約状況によってはお待たせすることがありますので
できればお電話いただければ幸いです。
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