顎関節症って何? | 広島駅から徒歩4分 河村歯科クリニックのスタッフブログ インプラント・ホワイトニング・ヒアルロン酸注射・親知らずの抜歯ならお任せ

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vol.345




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河村歯科クリニック受付のこまるです






あごが鳴る音量設定

口が大きく開かない
歯

あごが痛む



そんな症状はありませんか







これは

顎関節症(がくかんせつしょう)の

三大症状
です。






若い女性に急増中と言われる顎関節症ですが


自然に治る軽症のものから

仕事はおろか日常生活さえままならない

深刻な症状に苦しめられる重症の患者さんもいます。









原因は何なのか

 いったいなぜ増えているのか




実は生活習慣や、姿勢や食べ物など

人間の体全体を見直すことが必要であるという

警鐘が含まれている現象なのかもしれません。













顎関節症の定義とは




あごの関節(顎関節)周辺に何らかの異常がある

「あごが痛い」

「あごが鳴る」

「口が開けづらい」



などが主な症状である慢性的な疾患で

原因はいくつかあり状態も異なるが


まとめて顎関節症と呼びます。














軽症のものから重症まで状態は様々



「硬いものを食べたらあごが痛くなったがしばらくしたら治った」

という程度の軽い症状を含めると


日本人の二人に一人は

何らかのあごの異常の経験があるのではないか


とも言われます。






このように放っておいても自然に治るものもあり

必ず悪化していくという疾患ではありません。





患部を安静にする

問題のある生活習慣を改善する

薬を服用するなどの治療



80%の人はよくなっているそうです。






重症になると手術が必要となったり

症状もめまいや痛みなど全身に及び

開口障害により食事の摂取が困難になったり

精神的にも影響を受けるなど



日常生活に支障をきたすほどの症状に

苦しむ患者さんもいます。













20~30代がピーク、女性に多い


顎関節症の患者はここ十数年で


15倍にも増加したとも言われます。



子供~高齢者まで幅広くみられる病気ですが

年齢では10代半ばから増え始め20~30代がピーク


女性は男性の2~3倍の患者数だそうです。














代表的な症状


顎関節症の主な症状は5つあります。

これらの症状がひとつ、もしくはいくつか重なって現れます。


やじるしあごを動かしたときに痛みがある

やじるし口が大きく開けられない(開口障害)

やじるしあごを動かすと音がする(関節雑音)

やじるし噛み合わせに違和感がある

やじるし口を完全に閉じることができない











指を指すその他の症状

代表的な症状以外にも

顎周辺だけでなく全身の様々な部位に症状が現れることもあります。


頭痛、首や肩・背中の痛み、腰痛、肩こりなどの全身におよぶ痛み

顎関節部やその周辺の痛み

耳の痛み、耳鳴り、耳が詰まった感じ、難聴、めまい

眼の疲れ、充血、流涙

歯の痛み、舌の痛み、味覚の異常、口の乾燥感

嚥下困難、呼吸困難、四肢のしびれなどなど…















顎関節症の原因とは




ブラキシズム

「くいしばり」「歯ぎしり」「歯をカチカチならす」などのことを

ブラキシズムといい

顎関節に過度の負担をかけダメージを与えます。

これが顎関節症の最も大きな原因と言われてます。










ストレス




仕事や家庭、人間関係などのストレスや

その他精神的な緊張


筋肉を緊張させてくいしばりを起したり

夜間の歯ぎしりを起したりと

ブラキシズムに影響します。












偏咀嚼




左右どちらか一方でばかり噛む癖を偏咀嚼(へんそしゃく)といい

片側だけに多くの負担をかけることになり、発症の原因になります。










顎や筋肉に負担をかける癖や習慣


うつ伏せ寝、頬杖をつく癖、あごの下に電話をはさむ

猫背の姿勢など、発症の原因になります。










悪い噛み合わせ



前歯の矯正が必要そうですね(笑)



噛みあわせの悪さは多くの原因の中の一つと考えられ

偏咀嚼やブラキシズムの原因として関連していると言われています。



不良な歯列矯正や歯科治療により

噛みあわせの悪さを招くこともあります。










その他

ハム太郎も顎が外れるのでしょうか…




歯の治療などで大きく口を開けた

顎や頸部頭などを強く打って

顎関節や靱帯を損傷したなどなど…













現代人は顎が弱くなっている


未来人、ちょっと怖いですね





同じ顎関節症の原因となる生活習慣を行っていても

顎関節症になりやすい人となりにくい人がいます。



最近の柔らかい食べ物の多い食生活から

「噛む力」が弱くなっていることが

関係しているのではないかと言われています。




伝統的な日本食に比べ

現代人の好む食事は噛む力も噛む回数も少なくてすむので


顎が運動不足になり筋肉が衰えてしまっている

ことが考えられます。



そのため顎関節の動きをしっかり支えられることができず

顎関節症を発症しやすくなっているのです。




さらに




顎の運動不足で脳への血流量も少なくなり、集中力も落ち

きちんと噛みしめることができないので力が出ない

平衡感覚も低下、身体能力に大きく影響するのです。






また子供の頃からこういった生活習慣を続けると

骨格や筋肉の発達にも影響があると思われます。

顎を衰えさせないよう生活習慣を見直すことこそが

必要なのかもしれません。









次回は、顎関節症の治療法についての

お話をしたいと思います。

















広島駅から徒歩4分

インプラント・審美歯科・ホワイトニングなら
安心の河村歯科クリニック

〒732-0828
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赤心ビル1F
TEL:082-263-6480

※当医院は予約制ですが新患、急患は随時受け付けております。

予約状況によってはお待たせすることがありますので

できればお電話いただければ幸いです。






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