名残り雪 | over the citylight,under the MOON

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とある劇作家ののほほん日記

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なごり雪が舞った東京都心。

四月の雪は五年ぶりだという。
数日前まで日中二十数度にもなった気温が、冷たい真冬に逆戻り。大粒の雨も夜明け前から断続的に降っていたから、桜は すっかり流されてしまっただろう。

雪の果て、名残の雪、忘れ雪・・・
春に降る雪の、美しい季語を持つ句か和歌でも思い出そうと思ったのだが、どうも「なごり雪」というと、脳内で“あの歌”が流れてしまう。中学の時に先生がギターを弾きながら歌ってくれたのが最初に聞いたそれなのだが、…先生がすこぶる調子っぱずれだったという悲しい出会いをしてしまった歌(笑)。しかし、卒業の頃を思う歌としては、やっぱり良い歌だなぁと思う。なんとなく、女性が女性に歌う歌なのかな…と最初に思ってしまったのは、歌ってくれた男性の先生よりも、ソフトな低い女性の声でこの歌を知りたかった。。。という私の脳のささやかで悲しいレジスタンス活動だったのだろうか(笑/多分うっすらと、既にどこかで聞いていたイルカさんの声を記憶してたんでしょうね^^;。その時点でもう結構古い歌だったようです。) 
どんな 形であれ、心から愛した人との別れの時を、トウキョウで見る最後の「名残り雪」に託する・・・歌はフォークソングというジャンルなれど、この美しい言葉を美しい哀惜の思いごと「長く一般・日常に」定着させたのはこの歌なんだろうなぁ。うん・・・浮かんでこない、これ以上ピッタリと「なごり雪」を歌った句や歌が。有るんだろうけど、今すぐには(←きっとたくさんあるのでしょうが・・・“お勉強”で覚える気はないダメ人間@´  `;@)


人と人はいつかどうしても別れてゆく。そうなんだよな…なんて春の物思いに浸っていたら、劇団のブログで某メンバーが、今年見られなかった桜花月蝕、次は17年後。みんなで見られるといいな、なんてことをさらっと書いていてびっくりした。いくらなんでも想像のつかない年月だ…と思ったのだが、その後もっとびっくりしたことは………そうか、有り得るんだよな「劇団」って集団はさぁ@・ェ・;@………ということで(苦笑)。十周年、二十周年と平気で続いて行く場所なんだものな…と @^ェ^;@。そういえば、今一緒にやってるスタッフさんの中には、出会ってもう18年なんて人も実際にいるじゃないか、と @^ェ^;@ (若いというより幼い顔を覚えていたりして)。
身体の弱い私はもう「息切れ」してしまっているかもしれないけれど(←そしてこういうこと言うやつに限ってしぶといことも解っているけれど^^;)、もし17年後まだ劇団が有ったら、その時はまたみんなで「稽古場脱走観測計画」を綿密に練りましょうか(笑)。
基本一期一会でこの先も生きていきますが、一個くらいそんな悠長な夢持っておくのも楽しいかもしれない。その時 皆が劇団が地球が月が、元気で平和でありますように♪なんて能天気な祈りとともに。

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少し体調不良もあり、一体いつ以来だ?というお休みをゲットした私は、打合せ相手も家まで来てくれることになり、真冬日の今日は運良くぬくぬく、一日中自宅での作業で過ごせた。(丸一日の休みではなかったけれど、体力尽きかけていたので助かったm(_ _;)m。) 今日、外を歩き回っていた人は、体温調節が大変な一日だったろう。みなさま、お疲れ様でしたm(_ _)m。

そうして家の中に居たにもかかわらず、夜になって足の小指に違和感。
なんと、たった一日でしもやけになりかけていました^^;。素足をずっと、ライティングデスクの下に敷いたもこもこマットに埋めていたので暖かだったはずなのですが・・・やっぱり私の体は体温調節が下手らしい@;ーェー@。冬用の分厚い靴下を引っ張り出して数時間で治りましたが、いやはやびっくり^^;。しばらく寒いなら、皆様もどうぞご油断なく厚着なさってくださいませ@^ェ^;@

(カキチラシ)




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