普通なら40分ほどの道のりを、ウロウロノロノロとやって来ましたから、100分ほどかかってようやく箕面大滝へ到着です。
大滝の前にはベンチが設置されていますので、人出が少なければノンビリとマイナスイオンを満喫できます。
滝音に耳を澄ませるサチエ。
2007年に開通した箕面トンネルの湧き水をこの滝上流へと放流しているため、一時は人口滝との噂も流れました。
しかしその水量は全体の一割にも満たず、箕面の自然水であることはもちろんですから、心ない風評だったと思います。
箕面観光ボランティアガイド/①ガイドの嘆き(滝についてのあらぬ噂)
パノラマ用に何枚か撮って、合成してみました。
30分ほどゆっくり過ごし、滝道を戻ります。
瀧安寺に釣鐘がないのは箕面川に落ちたから?
箕面川の唐人戻り岩と箕面大滝の中間に「釣鐘渕」という深い渕があります。ここは昔、箕面寺(現瀧安寺)に納める釣鐘を牛の背に乗せて通りかかったところ、余りに急な道だったので牛もろともに転げ落ち、牛も釣鐘も二度と浮上しなかった、と言われています。今も瀧安寺に釣鐘や鐘楼がないのはこのためだという伝説があります。
サチエがスマホを手にしているのは、写真を撮る私を撮っていたそうですが、私はいまだにその写真を見ていません(苦笑)
往路で出会った半透明の蛾が、復路でもまったく同じ位置に止まっていました。
夜行性なのでしょうか?(笑)
光を透かしたカエデの葉。
これぞ新緑、ですね。
カエデや蛾のように、何だか少し半透明になったサチエ。
変なウロの木。
変なウロの木と記念撮影。
トンボ。
調べてみましたら、アサヒナカワトンボ(カワトンボ、ニシカワトンボ)のようです。
昆虫エクスプローラ/昆虫図鑑/アサヒナカワトンボ
アップ。
赤い椿が咲き残っていました。
瀧安寺本堂、弁天堂の真裏へと着きました。
この境内奥から山門へと逆行しながら、参拝していきます。
サチエがさらに半透明のようです(笑)
(つづく)→ 役行者を助けた弁財天を祀る瀧安寺~新緑の箕面公園(4)