はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
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癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

サラが来た!

2017年03月27日 | 
25日の土曜日、診察中に30年近くの付き合いにもなる獣医から突然の電話がありました。
生後60日のミニチュア・シュナウザーをもらってくれないかという内容でした。
どうも斜頸があるらしくて、商品にはならないそうなのです。

5年近く前に愛犬を亡くして以来、また犬を飼うのかどうか心が揺れ動いていました。
飼いたい気もするのですが、自分自身の寿命を考慮すれば、あきらめるべきかも.....などと躊躇していたのです。
そういう状況を獣医の友達は理解していて、それでもなおかつ飼うべきだとの意見を持っていました。

男と女に不思議な出会いがあるように、ペットとの出会いにも常に何らかの縁が絡むのです。
私にはこの5年間、一度もペットとの縁がありませんでした。
忘れかけていたところへの、5年ぶりのオファーなのです。
さらには、その犬が何らかの障害を有するならば、私こそが手を差し伸べるべき症例だとも考えました。





名前ですが、例年ですと桜が咲くころにやって来たことになるので、”サクラ” が候補に挙がりましたが、三文字では呼びにくいので、” サラ ” に決定しました。
すぐにサラを梅林公園に連れて行きました。
ちゃんと私を後追いして走ってきます。
まっすぐ走れるし、運動能力に問題ありません。
それに、どっちに傾いている斜頸なのか、いまだに判定できません。
獣医はプロの眼で簡単に診断するのでしょうが、素人の私には現時点では無理なようです。

連れ帰った晩は、ウィスキーを飲みながら、サラを眠らせないように、かまい続けました。
夜泣きを防ぐためです。

私の好物である鯛の刺身を与えたところ、すざましい喰い付きでした。
犬は、離乳期に与えられた食物を一生好みます。
サラが一生、鯛の刺身を好むことが確実となりました。

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