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彼女はアメリカン①

京都で、子供みたいにハンバーグプレ

ートを食べました。

また太りそうです。(笑)




僕がデザインを学んでいた学生時代、

もの凄く気になる女子生徒が同じクラ

スに居ました。

別に、美しいとか、付き合いたいとか

そういう目で見ていた訳ではありま

せん。

彼女は、友達から「アメリカン」と呼

ばれていたのです。

あだ名の由来は、理由を聞かなくても

明確でした。

彼女は、金髪に染めた髪をクルクルに

カールして、革ジャンパーの下にはア

メリカ国旗がプリントされたTシャツ

を着ていたのです。

そして、いつもI Iove NYと書

かれたバックを持っていました。

「どんだけアメリカ好きやねん」てい

う格好に、コテコテの日本人顔がとて

も印象的だったのです。

雰囲気は、市原悦子さんがアメリカン

なファッションに身を包みながら、学

生生活を毎日楽しそうに送っている感

じでした。

しかし、僕が気になっていた理由は彼

女のアメリカンなファッションだけで

はありません。

彼女は、そのファッションとは対照的

に、コテコテの和歌山弁を喋っていた

のです。

しかも、当時(30年前)18歳だっ

た彼女が、若者は絶対に使わないガチ

ガチの和歌山弁を、恥ずかし気も無く

常用的していた事に衝撃を受けたの

です。

ある日、デッサンの授業でモチーフと

してテーブルに置かれた「雑巾」を、

彼女は「どうきん」と呼びました。

僕が、黒い丸テーブルに「雑巾」を置

こうとすると、彼女が「その、どうき

んはもっと手前に置くんやで。」と言

ったのです。


-長くなるので次回に続きます。-



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里帰りした実家の猫ちゃんに、軽く

あしらわれるわらチャンなのです…



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